山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

Shenandoahで滝雲を見た!

こんにちは、GreenFielderです!

時は5/26、それはメモリアルデーを翌日に控えた日曜日でした。私は深夜に起き出し、久し振りにシェナンドー国立公園に向かってドライブをしておりました。

(その前にシェナンドーを訪れた際の記事はコチラ☟)

onedayhike.hatenablog.com

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今回シェナンドー国立公園へ向かった目的は、登山ではありません。実はこの3連休を利用して、私はカメラ機材をレンタルしていたのです。以前より記事や他のはてブロ仲間さん達へのコメント等でちょこちょこ触れていたのですが、マイクロフォーサーズとフルサイズでどれだけ写りに違いがあるかをどうしても試してみたくなったのです。で、日本でもやったことのない「カメラ機材レンタル」をして、無事機材を入手して、「フルサイズカメラ+高級超広角レンズ」で例えば星空が撮れるのか、風景写真はどうなるのか、などを試してみたくなったのです。

星空を撮るとなると、どうしても今の居住エリアは明る過ぎるので、「シェナンドーまで行けば空は暗いっしょ!」という軽いノリで実行に移した次第です。

ところで、まずシェナンドー国立公園の地理的なおさらいをしてみます。せっかく購入したのに眠っていた地図を引っ張り出して、あらためて見てみます。

地図を拡げてみる。

この地図を上から撮影し、そこに色々情報を載せてみますので、コチラ☟を参照ください。

シェナンドー国立公園の主要部(解説付き)。

まず赤いアイコンと赤い線は、前回のハイク・ルートです。この時は山の麓からちゃんと登って行って、バージニア州最高峰"Mt. Hawksbill"に登った後、「アパラチアントレイル」の一部を歩きました(上の地図のオレンジ網掛け黒点線がアパラチアントレイルです)。

で、今回はどこを歩いたのか、というと・・・

いえ、殆ど歩いておりません(笑)

今回は写真撮影メインでしたので、車で"Skyline Drive"を走り、星空写真や他の超広角レンズ向きのフォトスポットを探して彷徨いました。

あ、ちなみにこの夜はまだ「ほぼ満月」な夜で、実は星空写真についてはあまり期待してませんでした(笑)

で、4時頃に西側が開けているOverlook(見晴らし台)の駐車場に到着、早速三脚を立ててカメラを設置し、写真を撮ってみます。

街夜景と西の空。

ほぼ満月。

「さすがフルサイズ!」と思うのは、やはり感度ノイズの出にくさでしょうかね。でも、解像度とか色味とかについては、あまりMFT機と変わらないような。。あ、もちろん良い写真なんですよ!

どうも雲が掛かっていて星空はイマイチ。一方で日の出の写真を撮るなら、東の空が開けているOverlookまで移動が必要です。既に日の出までは1時間を切っているので、急いで移動します。

ここでピンチが訪れます!このSkyline Driveは主稜線を挟んでクネクネと走るので、今度は東側に開けているOverlookを探さなければならないのですが、中々見通しの良い(日の出風景が映えそうな)Overlookが見つかりません!日の出は刻刻と近付いているから焦る焦る・・・。

そして「これはやはり駐車場から稜線上に上がるしかない!」という思いに至り、前日に調べておいた眺めが良さげな"Stoney Man"を目指すことにしました。ただ、時間も無いのでまずは"Little Stoney Man"を目指すことに。そうと決めたら、ピークに最短で到達できる駐車場に車を停め、カメラ機材を担いで急ぎ登り始めました。幸い日の出間近で既に空は明るいので、ナイトハイクのような危険もありません。とにかくひたすら頂上目指して登っていきました。

そして、30分弱で明らかに眺めの良さそうな頂上に到着!

真東の方角は木に覆われて見えませんが、それ以外の方角は完全に見渡せる岩場です!

日が昇ってくるはずの北東の空は厚めの雲に覆われていて、オレンジ色には色付いているもの、まだ太陽の姿はありませんでした。

北の空は厚い雲とその向こうのオレンジ色の空の境目がくっきり分かれていました。

北の空。

一方で南の方角には、この"Little Stoney Man"の親分、"Stoney Man"の巨魁と、その先にチョコンと見える月。これはこれで私の好きな景色です。

Stoney Manと月。

その反対側を振り返ると、いよいよ雲の隙間から太陽が昇ってきそうな雰囲気!

日の出は近い。

あらためて、北の方角が開けている岩場に三脚とカメラを設置します。

まだ暗い。

お、明るくなってきた!

だいぶ明るくなってきた。

と思ったら、急に西からガスが上がってきたぞ!一瞬辺りは真っ白になってしまいました。でも、直感で「このガスはすぐに晴れる」と思い、暫し待ちました。

すると、手前のガスが取れました。

急にガスが稜線を西から東へ渡り始める。

そしてこの手前のガスが取れたら・・・

!!!!

向こうの稜線を滝雲が!しかもすごく流れが速くて、まるで流体のように東の麓に流れてる!

F値を絞って太陽の光芒を出してみる。

静かな岩場のピークで、じーっと突っ立ってこの滝雲を見つめていました

美しい滝雲。

いやー、良いものを見ることができました!

せっかくなので、もっとこの山域の広がりが分かるように、広角端(14mm)の写真もどうぞ。

14mm広角で北の方角を撮る。

日も昇って、かなり明るくなってからあらためて南のStoney Manを仰ぎ見ると、そろそろ月が沈んでいくところでした。

Stoney Manに沈みゆく月。

次に西の方角。新緑がとても深くて美しい。

麓の新緑が美しすぎる。

そして、岩場にある水たまりをモチーフにあらためて北の方角を撮る。

岩と水溜まりと遠景。

更にじーっと風景を見続けているうちに、太陽がだいぶ高い位置まで来ました。

東から日の当たる稜線。

満足しました。

・・・あれ、今日は何が目的でここに来たんだっけ?

あ、そうだフルサイズ機のお試しだった!

ここで、この写真を撮ったカメラ+レンズを簡単に紹介。

Sony α7c」と「Sigma 14-24mm F2.8 DG DN Art」です。

これらカメラ機材の使用感については別の記事にて述べたいと思います。

最後に、道中で撮ったお花の写真も少し掲載して終わります。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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