山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

上信越高原遠征記① 〜渋峠で日の出を拝む〜

こんにちは、GreenFielderです!

仕事・出張や家庭の状況により長らくご無沙汰していた遠征ハイク。

もはや体力も筋力も2〜3ヶ月前とは比べようもないくらい衰えてしまいました。。かと言って、週末山へ行けないとなると、ジョギングや筋トレもやる気がなくなり。。

・・・いけませんねー。最近ブログ記事を書いてても、何かと「愚痴」か増えてきたような?!

 

しかーし、ようやくチャンスが来ました!

3連休は(日曜日の上野動物園以外は)基本的に家族サービスに費やし、次の水・木の会社の夏休みも一日は仕事をしなければなりませんでしたが、水曜日は家族の許しを得て急遽遠征ハイクを計画!

場所は以前訪れて大変気に入った信越高原へ!このエリアって、森や山の雰囲気が素敵なんですよねー。

今回は(も?)限られた時間を最大限活かして見たいものを見る欲張り計画となりました。

今回から3回に分けてご紹介していきたいと思います。今回は渋峠での御来光です!

 

1. アプローチ

まず、前日の夜、都内を脱出して最終の長野新幹線「あさま」に乗り上田へ。上田駅でカーシェアを借りて一路渋峠へ向かいます。本当は軽井沢でカーシェアしたかったのですが、残念ながら空車がありませんでした。。

上田駅から渋峠までは延々と山中のワインディング・ロードを走ります。草津温泉を抜け、「国道最高地点」の駐車場を目指します。流石に平日なのでそんなに車はないだろう、と思いつつも、そこは有名フォト・スポット、油断なりませぬ。

ひたすらワインディング・ロードを走っていくと、、、

「なんかガスってきたぞ?!」

事前に雲量を予報でチェックして多少雲があるのは分かってましたが、低層雲だけのはずでした。なので「これは雲海の上から日の出を拝めるかも!」と期待していたのですが、まさか渋峠付近にだけガスが掛かっているとは。。

 

2. 渋峠はガスに包まれていた。。

「国道最高地点」駐車場に到着すると、先客は一台だけでした。そして周辺はガスに包まれています。でもガスの流れが早く時々星が見えたので、これは起死回生の逆転満塁サヨナラホームランもあるかも?!とまだ希望を持っていました。

晴れ間にカメラを空に向け、とりあえず一番明るい木星を撮ってみる。

大望遠&トリミングで、ガリレオ衛星も写ってくれました!

しかし、その後またガスに覆われて、事態は悪化するばかり。トホホ。。

これはもう、ふて寝するしかありません(笑)お陰で2時間ほど爆睡zzz。

 

3. 日の出

実は日の出を見に来たにもかかわらず、日の出時刻を確認しておらず(笑)、到着した場所ではスマホ圏外。。適当に「4:30が日の出だろう」と考えて、4:30にアラームを掛けて爆睡していたのですが、、

周囲が騒がしくなってきて、アラーム時刻前に目が覚めました。周りを見渡すと、いつのまにか駐車場は満車になっており、皆さん車から出てきていました。そしてガスに覆われたままの東の空が赤く染まってきていました!

「これはガスが取れたら逆転満塁サヨナラもあり得るのでは?!」

慌てて起き出し、カメラだけを抱えて車から出て、日の出がよく見えそうなポジションに向かいます(停めた場所から10m)。

そうしたら、、

「ガスが取れた!!」

まさに、起死回生の一発が飛び出しました!

ガスがすっかり取れた空は澄み切っていました。

そして、徐々に茜色から黄金色に変わっていく空。絶妙な位置に雲が有り、ここからはまだ見えない太陽の光が雲を輝かせています。

ふと、カメラマンさんをフレームに入れたくなって、撮ったのがこちら。

今回の私の中でのベストショット。ちなみにこのカメラマンさんはシニア女性で、話した感じでは渋峠の「常連さん」。シルエットはとても若々しい雰囲気です。

そして、日が顔を出し始めました。

曇ってるおかげで、太陽の輪郭がハッキリ。そしてその輪郭の全貌が明らかになっていきます。

そして、太陽が上がり切り、今度は反対方向を見ると、芳ヶ平や、

白根山にも朝日が当たり始めます。

奥の地平線にはビーナス・ベルトも見えました。

更に奥に見えるのは、浅間山八ヶ岳連峰かな?

朝イチでしか見ることのできない静寂の中の風景です。

太陽はすっかり上がって、美しいうろこ雲と本日の愛車をパチリ。

もう何も言うことは有りません。

やっぱり、無理矢理渋峠まで足を伸ばしてよかった。

 

4. ウグイス

先程「静寂の中」と言いましたが、実はウグイスの大合唱が聞こえていました。

ニヤリ。

「遂に新兵器を実戦投入する時が来た」

早速超望遠レンズに換装し、ウグイスの姿を探します。

・・・いました。

35mm換算600mmの焦点距離レンズを以てしても大したサイズでは写せませんでしたが、これまでのレンズ(最大望遠:換算300mm)に比べれば十分です!

特にウグイスのように警戒心の強い野鳥は近づけませんので、そういう場合に威力を発揮する(少なくとも鳥の姿かたちが分かる程度には写真に収めることができる)ことが判りました。

やっぱり野生の鳥を撮れると嬉しい!

 

さて、渋峠で最高の日の出に立ち会った後は、次の目的地、「孤高の滝」に向かいます。そのレポートは次回記事で!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!