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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

Shenandoah National Parkで滝めぐりハイク。 ~前編:アプローチ~

こんにちは、GreenFielderです!

今回は久しぶりに「登山系」記事です(笑) ある意味、私のブログの本質に戻ってきた感じです。

アメリカに来て、長らく生活基盤確立に四苦八苦してきましたが、今回初めて山間部に赴きました。山間部とは、おそらく皆さんが世界地理で学んだであろう「アパラチア山脈」の一部である、"Shenandoah National Park"(シェナンドー国立公園)です!

シェナンドー国立公園 - Wikipedia

沢山のトレイルがあるこの国立公園の中で、「まずはこの山域を体験してみよう」ということで訪問した山行記録です。

今回はアメリカでの第1回山行に至った経緯を述べた前編です!

 

1. Shenandoah National Park

実は渡米前から「居住地の近くにハイクできるような場所はあるのか?」とネットで調べ、バージニア州西部にはアパラチア山脈が通っていることはわかっていました。でも、細かい情報まで調べる余裕はなく、現地赴任となりました。

現地到着直後は、平日は出張、週末は生活基盤の立ち上げ、と余裕がなかったのですが、アパートに入居し、車をゲットしたことで、週末に多少の余裕が生まれてきました。そこで、いずれ赴くであろう登山・キャンピングを想定してアウトドア用品店を探していました。

すると、偶然にそのお店を発見したのです。それが「REI」というお店でした。

アウトドアギアショップ "REI"。

REI: A Life Outdoors is a Life Well Lived | REI Co-op

そして、このお店をブラブラしていたら、あるものに釘付けになったのです!それがコチラ☟でした!

日本で言うところの「山と高原地図」、National Geographic地図を購入。

アメリカには「山の地図」なんてないと思っていたのですが、かの有名な"National Geographic"から、こんな立派な地図が出ていたんです!売り場の周辺にあったNational Geographicの書籍・地図を見ると、主にアメリカの国立公園をカバーしているようでした(すみません、ちゃんと調べてません・・)。この地図の番号からすると、どうもこの地図は数百あるみたいです。

このシェナンドー国立公園も、その名の通り「国立公園」ですから、National Geographic地図があるのは必然なのですが、中をみると、本当にすべてのトレイルが載っている感じです。これは心強い!

私は迷わず購入!シェナンドー国立公園の地図は2部に分かれていたので、当然両方買いました!

 

2. "AllTrails"アプリを導入

でも待てよ?!日本での登山では、私は終盤は行動中紙地図を殆ど見ていませんでした。それは「YAMAP」という登山アプリでGPSを使いながら登山をしていたからです(日本で)登山をする人にとっては定番アプリですね)。

そんなアプリがアメリカにもないのか、とネットで調べてみると、

「なんだ、あるじゃないか!」

それがコチラ☟のアプリ、"AllTrails"です!

www.alltrails.com

このアプリ、中身はYAMAPアプリと似ています。違うのは、このアプリが「おすすめトレイルコース」を提案してくれるところでしょうか(YAMAPでもあるっちゃあありますが)。このAllTrailsに収録されているトレイルの数は、なんと40万コースもあるとか。もちろん山間部以外の自然公園トレイルなども多数収録されている結果ですが、山でなくとも、例えば自然の中を走るジョギング・コースなどを探すためにも重宝しますよね!

ということで、アメリカ登山初心者の私にとってはとてもありがたいので、さっそくアプリをダウンロードしてみました!

ちなみにこのアプリは年間で60ドル弱かかります。でも私にとっては国立公園の年間パスと同様「必要出費」です。

 

3. 何故Whiteoak Canyon Trail?

さあ、ここまでやると、もう我慢できません(笑) これはもうシェナンドーに行くしかない!ということで、急遽行ってみることにしました。

で、最初に選んだのが"Whiteoak Canyon Trail"というコースでした。では何故シェナンドーの中でもこのWhiteoak Canyon Trailを最初のハイク・コースに選んだのか。

まず渡米前から考えていたのは、「バージニア州の最高峰に登りたい」でした。そしてそれは、このシェナンドー国立公園内にある"Mt. Hawksbill"(4,051ft / 1,235m)です。実はこの山、楽しようと思えば高尾山並みに簡単に登れてしまう山です。というのも、このシェナンドー国立公園内は稜線近くを"Skyline Drive"という自動車道が走っていて、各主要ピークの直下には大きな駐車場があって、たいていの人たちはこの駐車場まで車で上がってきて、そこからお手軽ハイクで山頂に到達します。

しかしそこは「M気質」の私。「そんなゆるハイクで州内最高峰踏破なんてつまらん」と、下から登っていくルートをNational Geographic地図とAllTrailsで探したのです。

そして出てきたのが、"Cedar Run Trail"というルートでした。

「え、Whiteoak Canyon Trailじゃないじゃん?!」と思った方もいらっしゃるでしょう(ニヤリ)。実はこの二つのトレイルはエントランスが同じなのです。私も渡米前後で全然登山できていなかったので、さすがに米国1回目のハイクでいきなり麓から1,000mを超える山に登るのは躊躇がありました。

一方で、Whiteoak Canyon Trailはルート上に幾つもの滝が有り、最上部の滝まで行って帰ってくれば標高差・距離ともに無理なく行けそう。ということで、エントランスまでのアプローチの確認も含め、行ってまいりました!

 

4. Whiteoak Canyon Trailエントランスへのアプローチ

それは3/10日曜日。日の出前にアパートを出発し、1.5時間車を走らせて、目的地であるWhiteoak Canyon Trailのエントランスに赴きました。

私が住むところからはハイウェイや信号の少ない高規格道路がルートの8割を占めますが、残り2割はiPhone地図アプリでもかなり拡大しないと出てこない道です。日本の登山口手前のように、舗装がボロボロだったり、そもそも砂利道だったり、対向車とすれ違えないような狭い道だったりしたら・・・という不安はありましたが、そんなことは全くなく、最後駐車場のみが無舗装でしたが、それ以外は全て対向2車線の舗装道路でした。

到着したのは日の出後の時間でしたが、谷にあるのでまだ日の光が当たらず、空気はひんやりしてますが、久しぶりの「おいしい空気」を吸い込みました!

駐車場には、これまたマイナスイオン出まくりの小川が。

駐車場脇の小川。

では、身支度を整え、準備体操をして、いざ出発!!

 

・・・というところで力尽き果ててしまったので、続きはまた次回!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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