山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

友人の贈り物 ~私が撮った写真が立派な額縁に~

こんにちは、GreenFielderです!

随分前のハイク記事が滞っているのですが(汗)、少し時間がかかりそうなので、合間に一つ。

今回渡米するにあたり、私の友人がプレゼントしてくれたものがありました。それは私が撮った写真を印刷し、額縁に入れたものです。

それがコチラ↓

ちなみに、元の写真はコチラ↓

元の写真。

その友人は雑誌・ウェブの編集の仕事をしていて、写真もプロの写真をたくさん見てきている人なので、私が撮った写真なんて、、と躊躇っていたのですが、できた額縁は黒っぽい銀縁の枠に囲まれ、白い下地が写真を引き立たせてくれて、アパートに飾ると良い感じです。

白黒にしたのはその友人のセンスによるもので、これまた新鮮でした。

こうやって写真をA4サイズくらいに印刷して額縁に入れると、携帯やPC画面で見ているのとは全く違って見えます。もちろん、良くも悪くも、ですけれど。

他のはてブロさんにもそうおっしゃる人がたくさんいて、確かにそうだなぁ、と実感しました。

今後他の写真も大きめのサイズで印刷して、額縁に入れてみようかな、と思っているGreenFielderでした。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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ワシントンDCで桜を見てきました! ~National Cherry Blossom Festival開催中~

こんにちは、GreenFielderです!

アメリカに来てからすっかり記事の投稿頻度が落ちている私ですが、今回はイベント後即日投稿です!

・・・ホットな話題の記事優先で、先週末のハイク記事など後回しとします(笑)

 

皆さん、ワシントンDC地区は桜で有名なのはご存じでしょうか?

この桜は、1912年に、当時の東京市長だった尾崎行雄が送った桜の木のうちの1本を、当時のタフト大統領夫人と駐米日本大使夫人が植樹したのが始まりだとか。

それが今や、National Cherry Blossom Festivalという一大イベントに発展するほどに有名な観光名所となったんですね!

nationalcherryblossomfestival.org

ちなみに今年のNational Cherry Blossom Festivalのゲストの一人が森山直太朗だとか。

まあ私はそちらの方には興味無いのですが、桜は見たい!

ということで行ってまいりました!

 

1. 外れた満開時期予想

3月に入ったある日、事務所で若い同僚からこのイベントについて話がありました。そして、「今年の満開予想時期は3/23~26である」と聞きました。よし、では3/23-24のどちらかで桜を見に行ってみるとしよう。

するとその前の週末明け(3/18)、その同僚が言うではないか。

「いやー、一足先に家族で行ってきましたよ。結構咲いてましたよ!」

「・・・あれ、満開予想時期は次の週末じゃないの?!」

「・・・いやいやいや、まだまだ蕾も沢山あったので、きっと次の週末が満開ですよ!」

と、なんとか私の追求(?)をかわした彼。

でもその後イベントのWebsiteにこんな記載が!

「今年は異例の早さで開花、3/17が満開だった模様」

なんと!

まあでも事務所脇の桜も満開とは言え、まだ花びらは散り始めていなかったので、まあ大丈夫でしょう。っていうか、大丈夫じゃなくても次の週末に行こう!

ただ、金曜夜から土曜にかけてはあいにくの雨、ということで、日曜日(3/24)にいくことにしました。

(実際は「ロケハン」と称して前日にも行ったのですけれど・・・)

 

2. 「日の出と桜」を見に行く

登山のみならず、私は日の出を見るのが好きです。この日の計画も、日の出(朝7時頃)前にワシントンDCの桜並木があるタイダル・ベイズン(Tidal Basin)に到着して日の出を待つ目論見です。

残念ながら日曜日は地下鉄運行開始が7時からなので使えず、かつ自家用車だとワシントンDC地区で会場の近くに駐車できるか自信もなく、直前でUber活用に切り替えました。

6:45にタイダル・ベイズンに到着すると、既にその池のほとりには沢山の見物客が!

既に沢山の人!

でも、そんなことに驚いている暇は有りません。

以後は説明少な目ですが、日の出と桜の様子をご覧ください。

日の出前のワシントン塔リフレクション。

まだ薄暗い桜並木とジェファーソン記念館。

カモとワシントン塔。

明るくなる空。

明るくなり始めた桜並木と沢山の見物客。

本日のGreenFielderベスト「日の出前のタイダル・ベイズンとカモ」

日の出。

モルゲン桜並木#1

モルゲン桜並木#2

モルゲン桜並木#3

いかがでしたか?
ちなみに、この日の最低気温は摂氏マイナス1度。しかも結構風も強くて、体感ではマイナス5度くらいの寒さでした!!

でもそれだけ冷たい空気だからこそ綺麗な日の出が見れたのだと思う。

 

3. 桜の木

この後はもっと近距離で桜をご覧ください!

桜#1

桜#2

桜#3

桜#4

 

4. リフレ写真

さて、2枚目のワシントン塔のリフレ写真、あれは池の水面への反射ではなく。歩道にできた水たまりを使ってのリフレクションです。

そして、その時に撮れたそのたのリフレクションも二つ紹介させてください。

自転車を引く人。

カップル。

 

5. この寒風の中「映え写真」を頑張る人々

ところで、最近こういう観光名所でよく見るのが、「映え写真」を撮っている人々や、有名フォトスポットで記念写真を撮ろうとする人々。この体感マイナス5度の寒空の中で、寒そうな恰好をして撮影に勤しんでいた皆様への敬意をこめてご紹介です!

日の出とともに、結婚記念写真の撮影でもしてるのかな?

・・・と思ったら、似たような人がいっぱいいた!

ジェファーソン記念館前の広場でも寒そうな恰好の女性が・・・。

体感マイナス5度ですよ?!頑張るなぁ。。

 

6. おまけ

帰りは地下鉄に乗って。地下鉄駅までの道のりで見つけたコマツグミくんをパチリ。

結構好きなカットです。

格調高い建物と芝生。

その芝生にいたまん丸コマツグミ。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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Shenandoah National Parkで滝めぐりハイク。 ~後編:Whiteoak Canyon Trailを行く~

こんにちは、GreenFielderです!

前回記事で、Whiteoak Canyon Trailエントランス到着までの経緯を書きました!

onedayhike.hatenablog.com

今回はいよいよWhiteoak Canyon Trailピストン・ハイクの様子をお届けします!

 

5. 出発~Lower Whiteoak Falls

いよいよアメリカ一発目のハイク開始です!

エントランス。

はじめは殆ど高低差の無い小川(Robinson River)の脇をてくてく歩いていきます。ちなみに最初は「鳥撮り」目的で換算150-600mmレンズを付けていたのですが、残念ながら野鳥は全く近付いてくれず・・・。まあでもそれが本当の野鳥なんでしょうね。NYのセントラルパークにいるような野鳥は野鳥じゃないのかも(笑)

そんなこんなで沢の音が大きくなってきました。行く手を見ると、大きな滝が見えてきましたよ。

遠くに大きな滝。

この滝は"Lower Whiteoak Fall"と言って、同じ名前の滝がその先にも幾つかありますが、一番最初に出会った滝が"Lower~"の一番のハイライトでした。

幾段かあるこの滝の一番下から、幾つか写真を撮ってみました。

最下段から。

最下段の滑滝。

最下段の落下地点に迫って煽る!

中段から上段を覗き込む。

上段かつ最大の滝。

この滝のベストショットを探して小一時間周辺をうろうろしましたが、ご覧の通りの曇り空。。更に標高を上げていきます。

 

6. Lower Whiteoak Falls~Upper Whiteoak Falls最上部

ここからトレイルは急斜面になっていきます。

標高を上げつつ上段滝を見下ろす。

久しぶりの登山で息が上がってきて振り返ると、少しずつ雲が取れてきた麓の風景が。

振り返って。

なお、登っている途中の沢や無名滝がたくさんあります。

途中の無名滝の中に一本木。

そして何と言っても苔!苔の緑を見ると日本の山を思い出しますね。このアパラチア山脈は、雰囲気がとても日本の山に似ている気がします。

苔と岩清水。

見てください、この苔の色!

癒しの緑。

またまた暫し水の風景をご覧ください。

滝リフレクション。

短秒で水の動きを止める。

水辺に映りこむ木々。

滝リフレクション+青空!

さて、更に急斜面を登っていきます。

巨大な岩の脇を更に登る。

岩々から清水がほとばしります。とにかく水量の豊富なシェナンドーの山々です。

岩からほとばしる清水。

そして遂に絶景の予感がする岩場に出ました。そして、ルートの折り返し地点として考えていた"Upper Whiteoak Fall"に到達です!

断崖絶壁からUpper Whiteoak Fall全景を望む。

ちなみにここから沢までは30m程度の高度差があるので、崖のふちに立つ場合はお気をつけください。

振り返って下流側も望む。

さあ、目標地点まで到達しましたので一休み。

日本から持ってきた柿の種(ピーナツ無し)を食す。

 

7. 復路

そして、この滝の上部にある分岐点の案内板の"You are here"を到達証拠写真として引き返します。

案内板。よく見ると"You are here"と目印がある。

そしてこの時間になるとかなり青空が広がってきました。気持ちイイー!

青空と雲が美しい。

ちなみに、私が引き返したのは11時過ぎでしたが、この時間からちらほら登ってくるハイカーとすれ違うようになりました。日本とは違って「日の出とともに登り始める」っていうことはないのかな?

登っていく人を振り返る。

その後もどんどん登っていくハイカーとすれ違いましたが、私が下山した時にこれから登り始める人もいたりして、そんなに遅い出発で大丈夫なのだろうか。。

そんなことを考えていると、空はすっきりとした青空が広がりつつありました。

青空が広がり始めた。

日本の登山の時と同様下りはスピードを上げていきます。そして、最初に見たLower Whiteoaks Fallの上段滝まで戻ってきました。
今回の写真には人が写っているので滝の大きさが分かるのではないかと。

 

Lower Whiteoak Fall再び。

ここからは殆ど起伏のない緩やかな山道を下ります。

倒木と小川。

午後の陽射しが温かく、気持ちのいい山歩きです。

陽差しが柔らかい。

そして無事駐車場に到着!

朝は閉まっていたエントランスのレンジャー小屋が開いていたので、ここぞとばかりに国立公園年間パスを提示、ちゃんとスキャンしてくれました!でも、小屋に立ち寄らずに通り過ぎてもおそらく何も言われなかったでしょうから、このエントランスから早朝にハイクを開始する分には年間パスは要らないのかも?!

無事帰還!

アメリカでのハイク一発目としては十分満足しました!

そして、次回ここから登り始める際のアプローチは心配する必要がないこともわかり、意義あるものになったと思います。

 

8. おまけ

ちなみに、この国立公園エントランスまでの道では一切写真を撮っておりませんでしたが、シェナンドーの山麓は牧場が広がっています。

帰り道で少し車を道路脇に停めて、くつろいでいる牛さんを撮影しておきました(笑)

牧場の牛さん達。

ということで、第一回アメリカハイクは成功裏に終わりました。

次はMt. Hawksbillの山頂を目指すことを誓ったのでした!

 

・・・え、鳥写真がない?!

まあそんな日もあります!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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Shenandoah National Parkで滝めぐりハイク。 ~前編:アプローチ~

こんにちは、GreenFielderです!

今回は久しぶりに「登山系」記事です(笑) ある意味、私のブログの本質に戻ってきた感じです。

アメリカに来て、長らく生活基盤確立に四苦八苦してきましたが、今回初めて山間部に赴きました。山間部とは、おそらく皆さんが世界地理で学んだであろう「アパラチア山脈」の一部である、"Shenandoah National Park"(シェナンドー国立公園)です!

シェナンドー国立公園 - Wikipedia

沢山のトレイルがあるこの国立公園の中で、「まずはこの山域を体験してみよう」ということで訪問した山行記録です。

今回はアメリカでの第1回山行に至った経緯を述べた前編です!

 

1. Shenandoah National Park

実は渡米前から「居住地の近くにハイクできるような場所はあるのか?」とネットで調べ、バージニア州西部にはアパラチア山脈が通っていることはわかっていました。でも、細かい情報まで調べる余裕はなく、現地赴任となりました。

現地到着直後は、平日は出張、週末は生活基盤の立ち上げ、と余裕がなかったのですが、アパートに入居し、車をゲットしたことで、週末に多少の余裕が生まれてきました。そこで、いずれ赴くであろう登山・キャンピングを想定してアウトドア用品店を探していました。

すると、偶然にそのお店を発見したのです。それが「REI」というお店でした。

アウトドアギアショップ "REI"。

REI: A Life Outdoors is a Life Well Lived | REI Co-op

そして、このお店をブラブラしていたら、あるものに釘付けになったのです!それがコチラ☟でした!

日本で言うところの「山と高原地図」、National Geographic地図を購入。

アメリカには「山の地図」なんてないと思っていたのですが、かの有名な"National Geographic"から、こんな立派な地図が出ていたんです!売り場の周辺にあったNational Geographicの書籍・地図を見ると、主にアメリカの国立公園をカバーしているようでした(すみません、ちゃんと調べてません・・)。この地図の番号からすると、どうもこの地図は数百あるみたいです。

このシェナンドー国立公園も、その名の通り「国立公園」ですから、National Geographic地図があるのは必然なのですが、中をみると、本当にすべてのトレイルが載っている感じです。これは心強い!

私は迷わず購入!シェナンドー国立公園の地図は2部に分かれていたので、当然両方買いました!

 

2. "AllTrails"アプリを導入

でも待てよ?!日本での登山では、私は終盤は行動中紙地図を殆ど見ていませんでした。それは「YAMAP」という登山アプリでGPSを使いながら登山をしていたからです(日本で)登山をする人にとっては定番アプリですね)。

そんなアプリがアメリカにもないのか、とネットで調べてみると、

「なんだ、あるじゃないか!」

それがコチラ☟のアプリ、"AllTrails"です!

www.alltrails.com

このアプリ、中身はYAMAPアプリと似ています。違うのは、このアプリが「おすすめトレイルコース」を提案してくれるところでしょうか(YAMAPでもあるっちゃあありますが)。このAllTrailsに収録されているトレイルの数は、なんと40万コースもあるとか。もちろん山間部以外の自然公園トレイルなども多数収録されている結果ですが、山でなくとも、例えば自然の中を走るジョギング・コースなどを探すためにも重宝しますよね!

ということで、アメリカ登山初心者の私にとってはとてもありがたいので、さっそくアプリをダウンロードしてみました!

ちなみにこのアプリは年間で60ドル弱かかります。でも私にとっては国立公園の年間パスと同様「必要出費」です。

 

3. 何故Whiteoak Canyon Trail?

さあ、ここまでやると、もう我慢できません(笑) これはもうシェナンドーに行くしかない!ということで、急遽行ってみることにしました。

で、最初に選んだのが"Whiteoak Canyon Trail"というコースでした。では何故シェナンドーの中でもこのWhiteoak Canyon Trailを最初のハイク・コースに選んだのか。

まず渡米前から考えていたのは、「バージニア州の最高峰に登りたい」でした。そしてそれは、このシェナンドー国立公園内にある"Mt. Hawksbill"(4,051ft / 1,235m)です。実はこの山、楽しようと思えば高尾山並みに簡単に登れてしまう山です。というのも、このシェナンドー国立公園内は稜線近くを"Skyline Drive"という自動車道が走っていて、各主要ピークの直下には大きな駐車場があって、たいていの人たちはこの駐車場まで車で上がってきて、そこからお手軽ハイクで山頂に到達します。

しかしそこは「M気質」の私。「そんなゆるハイクで州内最高峰踏破なんてつまらん」と、下から登っていくルートをNational Geographic地図とAllTrailsで探したのです。

そして出てきたのが、"Cedar Run Trail"というルートでした。

「え、Whiteoak Canyon Trailじゃないじゃん?!」と思った方もいらっしゃるでしょう(ニヤリ)。実はこの二つのトレイルはエントランスが同じなのです。私も渡米前後で全然登山できていなかったので、さすがに米国1回目のハイクでいきなり麓から1,000mを超える山に登るのは躊躇がありました。

一方で、Whiteoak Canyon Trailはルート上に幾つもの滝が有り、最上部の滝まで行って帰ってくれば標高差・距離ともに無理なく行けそう。ということで、エントランスまでのアプローチの確認も含め、行ってまいりました!

 

4. Whiteoak Canyon Trailエントランスへのアプローチ

それは3/10日曜日。日の出前にアパートを出発し、1.5時間車を走らせて、目的地であるWhiteoak Canyon Trailのエントランスに赴きました。

私が住むところからはハイウェイや信号の少ない高規格道路がルートの8割を占めますが、残り2割はiPhone地図アプリでもかなり拡大しないと出てこない道です。日本の登山口手前のように、舗装がボロボロだったり、そもそも砂利道だったり、対向車とすれ違えないような狭い道だったりしたら・・・という不安はありましたが、そんなことは全くなく、最後駐車場のみが無舗装でしたが、それ以外は全て対向2車線の舗装道路でした。

到着したのは日の出後の時間でしたが、谷にあるのでまだ日の光が当たらず、空気はひんやりしてますが、久しぶりの「おいしい空気」を吸い込みました!

駐車場には、これまたマイナスイオン出まくりの小川が。

駐車場脇の小川。

では、身支度を整え、準備体操をして、いざ出発!!

 

・・・というところで力尽き果ててしまったので、続きはまた次回!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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新車をリースでゲット! ~Mazda CX-30~

こんにちは、GreenFielderです!

この記事を書いているのが3/12。アメリカは3/10から「夏時間」に変わり、1時間損しました(笑)

でも、そのおかげで(?)朝7時に起きてもまだ日の出を見ることができます。

今朝起きて窓の外を見たら、とっても綺麗な朝日が雲と絡んで素敵な情景になっていたので、急いでベランダに出て激写!

アパートのベランダにて。

こんな風景がベランダから見られるなんて、なんと贅沢な・・・。

このアパートを選んで正解だったぁ!

 

さて皆さん、遂にアメリカ生活で欠かせない「足」をゲットしましたよ!というのが今回の記事です。

ゲットした車はタイトルにある通り、MazdaのCX-30です!この記事で車をゲットするに至った顛末をご紹介!

 

1. Mazda USAに問い合わせ

私は過去の2度の米国駐在で、合計4台の車を購入しました。

アメリカに家族帯同で赴任した場合、1台は自分の通勤用、もう1台は家族の生活用にする必要があるからです。とはいえ、一般庶民の私は立派な新車の車を2台、一括現金で買えるような資金は有りませんので、1回目の赴任時は2台とも中古(しかもいずれも現代自動車製)、2回目は中古(近隣に所在していたグループ会社の駐在員からのお古をお安く譲ってもらった)と新車(駐在員割引が有り思い切って購入)でした。

しかし、中古であってもアメリカは結構お高い。。アメリカは車無しには生きていけないので、中古車需要が日本とは桁違いに大きく、中古車の値段もそれなりに高いです。まあその分帰国時に売っても日本では考えられない高値で引き取ってもらえるわけですが。

とにかく、車はアメリカの生活で欠かせないものの、購入となると先立つキャッシュが最安値のセダン購入であっても3万ドル程度(現在の為替レートだと450万円!!)必要になってしまい、かなりの外貨送金が必要になってしまいます。

私はなるべく日本から送金を必要としないように、今回はリースの道を探っていました。車で通勤する場合、会社からは「通勤補助費」と称して毎月500ドルが支給されます。その金額の範囲内でリースできる車があれば、日本からは頭金程度(本体価格の10%程度)の持ち出しだけでカバーできます。

でもリース契約のためには本人の「クレジット・スコア」が重要になります。過去の米国でのクレジット・ヒストリー(信用歴)がないと普通リースはアレンジできず、また有ってもスコアが低いとリース額が高くなってしまいます。

しかしそこで朗報が!

Mazda USAに斡旋してもらうと、クレジット・ヒストリーが無い初めての駐在員でも、高いクレジット・スコアを持ってる人並みのレートで自動車リースが可能」

これはすごい!私はさっそくMazda USAにコンタクトしました(ちなみにコンタクトしたのは米国到着の翌日、2/9です)。

 

2. クレジット・スコア確認から車引き取り日決定まで

オンラインで相談の申し込みをするとすぐにメールが来て日時を調整してくれて、日本人がWebミーティングでこちらの要望などを聞き取り、現地にあるMazdaのディーラーを仲介してくれました。これは初駐在の人にとってはとってもありがたいサービスだと思います!私が最初の駐在時にディーラーに行って、いきなり営業の米国人にベラベラ説明されたときは凍りつきましたからね(笑)

ただ、そのMazda USA窓口の方は言いました。

「GreenFielderさんは、過去2回駐在しているので、すでにクレジット・スコアがあるはずです。そういう方の場合は初駐在の方のような優遇の対象外ですので、まずご自分のクレジット・スコアを確認する必要があります」

えええーーー!!!聞いてないよ!

私は恐る恐る自分のクレジット・スコアの確認を依頼しましたが、なんと優遇スコア並みでした!それで気を良くした私はMazdaの窓口の方に言いました。

「とにかくリース料を安くしたいんです。車は一番安価なやつで、装備もミニマム、あ、Apple Car Playだけあればあとは何もいりません。」

そして出てきた提案がタイトルにあったCX-30でした。

これだと3年リースで毎月300ドル強。これなら会社の補助でリース料とガス代が賄える!

さっそく近くのMazdaディーラーでCX-30の在庫から、最低限の装備、一番安い塗装色、の自動車をチョイスして、これを購入することに決定!

・・・ただ、運転免許と同様、車を購入するに当たり必要なものがあります。それが以下のもの。

  • パスポート、VISA、SSC (Social Security Card)
  • 運転免許証
  • 住所の証拠書類
  • 自動車保険の付保証明
  • 頭金を払うことができるクレジットカード

この中で一番最後に入手できたのが自動車保険の付保証明証でした。自動車保険を付保する際には車の車両番号(VIN:Vehicle Identification Number)が必要なので、購入する車が決まってから付保の手続きをしなければならず、その期間を考慮すると、最短でも3/9引き取りが限界でした。

つまり、最初にMazdaにコンタクトしてから、丸々1か月が必要だった、ということです。

 

3. 自動車ゲット!!

そして待ちに待った3/9の朝、つまりアメリカ冬時間の最終日、私はアパートからUberに乗ってMazdaディーラーに向かいました。

ディーラーでは事前に私の引き取りを知っていたゼネラル・マネージャーさんに挨拶した後、営業担当の若い米国人男性が対応してくれました。

とても明るい青年で日本の漫画ファンだったようで、やれ「昨日鳥山明が亡くなったのはショックだったよ!」とか「あなたは○○って漫画は知ってる?」とか、とにかく情熱的にしゃべりながらもちゃちゃっと書類をそろえてくれるので(時々おしゃべりなアメリカ人は手が止まる)、こちらもイライラせずにお話しました。そして大量の書類への署名が終わり、次にリース担当(つまり信用審査担当)のヒゲおじさんのところに案内され、ニコリともしないおじさんに促されるがままに書類に署名、そしてようやく自分の車とご対面!先ほどの営業担当の青年にパネルの操作回りだけ説明を受けて、そのまま「我が車」に乗ってアパートに戻りました。

そして、アパートの駐車場に車を停めて、撮影したのがコチラ!!

どうですか!なかなか良いでしょ?!

そして今時の物理鍵の無い「電子キー」もパチリ!

ということで、遂にレンタカーではない「自分の足」が手に入り、今後はこの「彼」と仲良くしながら、週末はもう少し遠出することもできます!

今後は山道具を積んだ「彼」に乗って、日本ではできなかった自家用車アプローチでのハイクができるぅーと、既にウキウキしているGreenFielderでした!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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再びGreat Falls Parkへ ~気持ち良いハイク~

こんにちは、GreenFielderです!

米国到着早々訪れたGreat Falls Park、3/3(日)に再び訪れてきました!

(前回の訪問記はコチラ☟)

onedayhike.hatenablog.com

今回は入居したアパートからの出発ですが、実はアパートが以前いたホテルよりもGreat Falls Parkに近く、車で20分程度で行けます。

そして今度こそ、"National Park Annual Pass"を買うぞ!と意気込んで出かけました。

このパスを買えば、Great Falls Parkはもちろんのこと、全米のNational Parkに無料で入ることができるからです(パス代金80ドル、高いと思うか安いと思うかはその人の価値観次第)。

そして入場ゲートにて購入!

さあ、この1年間でどれだけNational Parkに行けるのか!少なくともGreat Falls Parkには何度でも訪れることが出来ます!

 

1. 今回の主役、キツツキさん達

さて、今日も朝9時頃到着、まだ駐車場は半分程度が埋まっている程度。この公園は昼から人でごった返してくるので午前に訪れるのが吉です。

ビジターセンターを抜けると、さっそくブルージェイがお出迎え。

ブルージェイ。

さて、今日はどんな鳥に出会えるかな~、と歩き始めると、早々に大きな鳥が目に入りました。

キツツキ!

以前日本やニューヨークで見たキツツキ類に比べてもかなり大型です!そして頭の赤い帽子がとっても目立つ!

至近距離撮影!

後でPicture Birdという無料アプリで照合してみたところ、「エボシクマゲラ(Pileated Woodpecker)」とうクマゲラ属のキツツキだそうです!

ずーっと遠巻きに追っかけて撮影機会を狙っていたら、日なたに出てきてくれたのでパシリ!周辺でも何羽かを観察することができました。

明るいところで撮影!

さて、他にもキツツキはいましたよ!

こちらはニューヨークでも見かけたシマセゲラ。

見たことあるキツツキ?!

いつも近くに寄ってきてくれないですが、今回は「振り返り美人」です。

遠くを見つめるシマセゲラ。

続いて、こちらはニューヨークで惚れてしまったセジロコゲラ

セジロコゲラ、何を見つめる?

やっぱりこの「腕白坊主」っぽい顔が好き!

木突き中。

今回初観察のエボシクマゲラを含め3種類のキツツキをいっぺんに見ることができてラッキーでした!

 

2. その他の野鳥達

もちろん他にも沢山の野鳥が飛び交ってましたよ!

でも、警戒心が強い鳥が多くてまともな写真は撮れず。。でも最近はこんな写真でも撮り識別アプリ(上述のPicture Bird)はちゃんと判別してくれます。

ムナジロゴジュウカラ、らしい。。

ルリツグミ、と思われる。。

エボシガラ、でしょう?

そして、トレイルを歩いていてよく見かけるのがカーディナル。本日は1羽の雌を2羽の雄が争うシーンに出くわしました。彼女をゲットするのに夢中で私の存在お構いなしに雄同士が喧嘩してました(笑)

カーディナルの雄。他の雄と雌を奪い合い中。表情も真剣!

飛んだ!

そして、このGreat Falls Parkでは上空に沢山のヒメコンドルが見られます。

今日はトレイルの脇(といっても10m以上先)で休んでいる2羽を発見、激写してみました。

メコンドル。

空を見上げると、沢山のヒメコンドルが上昇気流に乗って螺旋を描きながら舞い上がっていました。

大空を舞う。

2羽で舞う。

3羽で舞う?

どんだけ舞う?!

 

3. トレイルの終点へ

本日の目的は鳥撮りもありましたが、「公園のトレイルの終点まで行ってみる」というのも目的でした。

トレイルの終点へ。

南端に行くには"Ridge Trail"を進みます。その名の通り、結構な丘を登っていきます。

すると、南端のポトマック川が大きく東へ曲がっていくのを見下ろせるView Pointに到着しました!

ポトマック川を見下ろす丘。

そして、その丘を下るとポトマック川へ注ぎ込む支流の沢に下りられます。

丘から下る道。

支流の沢。

そしてここ終点からは再びRidge Trailを歩き、前回も歩いたMatildaville Trailを経由してビジターセンターへ戻ったのでした。

トレイルの案内看板。

ビジターセンターの周辺は小川と芝生の広場が広がり、沢山の人がくつろいだり、ピクニックをしたり、遊んだりしています。

ビジターセンター近くの小川。

この子は小川でじゃぶじゃぶ遊び(笑)

小川でじゃぶじゃぶ遊び中。

 

そんなこんなでしっかりトレイル・ウォークできて、しかも新たな鳥達とも出会い、大満足な週末でした!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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アメリカ新生活の状況 ~其の弐:運転免許編~

こんにちは、GreenFielderです!

前回の記事投稿から随分と間が空いてしまいました。。平日は会社の各事業場を回ったり、各主要顧客に挨拶に行ったりと出張続きで、アパートにいるのは週末だけで、週末はやっぱり体を動かしたいし、生活備品を買い集めたりと、なかなかゆっくりできる時間がなく、どうしても投稿頻度が落ちてしまいます。もう少し落ち着いたら投稿頻度も上がるはず、と思いたい。。

さて、前回記事ではアパートを決めて入居したところまでを記載しました。これが2/24の話です。

onedayhike.hatenablog.com

今回は、私が住んでいるバージニア州(VA州)の運転免許取得までの顛末を書きたいと思います!

 

住所を証明できる書類を2つ用意

まず、前回の記事でも記載した通り、免許を取得するということは米国内でどこでも通用する身分証明書を作ることと同義なので、免許取得の際には身元と住所を証明する書類(以下)が必要です。

  • パスポート
  • VISA
  • I-94(米国入国時に電子発行される滞在許可証で、滞在期限情報有り)
  • Social Security Card (SSC)
  • 住所を証明する資料2点

一番ネックだったのが最後の「住所を証明する資料2点」。1点は、入居前にアパートの契約書を締結済だったので大丈夫でしたが、もう1点が難しいのです。。例えば入居後のユーティリティの請求書などが有効になるのですが、そもそも入居もしていなかったのでそんなものがあるはずもなく。。

そして最後に思いついたのが、「テナント保険の付保証明書」でした。これならアパート契約の前提条件としてすでに付保済で付保証明書にはその住所の記載がありましたので、「まあこれで行けるっしょ!」と判断し、さっそく最寄りのDMV(Department of Motor Vehicle、日本でいうところの免許センター)に行くことにしました!

 

2/23 第一回挑戦

最初は2/23の朝イチにDMVに向かうことにしました。なぜ朝一かというと、過去の経験からDMVがすごく混み、昼前とかに行くと平気で半日潰れてしまうことが予想できたからです。

でも、行ってみると殆ど並んでいる人もおらず、受付を終えたらすぐに窓口に呼ばれて対応してもらえました。

受付のおじさんは丁寧かつスピーディーに対応してくれて、必要書類をどんどん確認してくれます。ただここで問題が。。なんと、上掲リストの中のI-94を持参するのを失念していたのです!おじさんは「I-94の書類を持って戻ってきたらすぐに対応してもらえるように一筆書いてあげる」ということで、その他の書類は確認済であとはI-94のみが不足していることを記載した紙をくれました。

急いで事務所に戻り、I-94を印刷(電子発行なので自分でWebsiteから印刷する必要がある)し、DMVに舞い戻りました。しかし、朝対応してくれた人ではない人に当たってしまい、一から書類をひとつずつ確認されることに。。

ようやく書類が揃っていることが確認されると、まずは知識テスト(Knowledge Test)です。

知識テストはタッチ画面での選択式で、「標識問題」は10問全問正解が必須、「その他のルールに関する問題」は30問で、おそらく80%くらい正解すれば合格するのだと思います。私は、「標識問題」は全問正解、「その他のルールに関する問題」は30問中27問正解で、無事合格!

ではそのまま次に実地試験(Driving Test)をお願いしまーす!と言ったところ、

「レンタカーを使うんだよね?そのレンタル契約書はある?保険証書は?」

「・・・・」

そんなものが必要だったなんて知らんかった。。

これまた帰って印刷してこなきゃ。。でも本日はこの後会議もあるから三度戻ってくることはできません。それを伝えると「じゃあ月曜日だね」と言われてしまいました。トホホ。。。

 

あらためてルールを勉強しての感想

ちなみに、一応知識テストを受けるに当たり、DMVで渡された「運転教本」は読みました。

バージニア州の運転教本。

本当は「すでにアメリカで2回も免許取ってるし、日本での免許も持ってるし、今更運転教本なんて見る必要ないだろう」と高を括っていたのですが、読んでみると、自分の認識と違うことがありました!それを簡単に紹介します。

それは「ハンドルを握る位置」。私と同年代の皆様、日本の教習所では「ハンドルを持つ場所は2時と10時の場所」って習いませんでした?!

今回運転教本を見て、「えーっ!!」となったのは以下のページ。

え、4時・8時?!

確かに昔2時・10時と言われた際には「なんか持ちにくいし腕が疲れるなぁ」と思った記憶がありますが、今は4時・8時(確かにここでハンドルを握る方が楽)に変わってるんです!

私の記憶違いかと思い、同じ会社の日本人駐在員・米国人に聞きましたが、確かに昔とは変わったようです。

そしてもう一つの驚きは、「左右に曲がる際には、常に手の位置は4時・8時で、ハンドルを送り出すようハンドルを切らないといけない」と米国人社員に教わったことです!この文章だとイメージ湧きづらいでしょうけど、「お手玉をするような手の使い方」と言えばわかるでしょうか。

昔のように手を交差するようにハンドルを切ると実地試験で一発アウトだそうです!

もう一つの一発アウト事項が、「バックの時にフロントパネルにあるバックモニターだけ見ているとバツ」だそうです!つまり、車の装備が進歩しても「自分の目で後ろを確認せよ」ということなんですね。

私は元々バックモニターだけで車をバックで駐車できない(窓開けて後ろを見ないと不安でしょうがない)性分なので、ここは気にせずとも問題ないのですが(笑)

あと、アメリカならではなのが「警察に停車求められたときの対処方法」です。アメリカは銃社会ですので、下手に銃を出すしぐさをすると警察官に打ち殺されます。なので、とにかく警察官の指示があるまで体を動かさない。これに尽きます。

(以下が該当ページ)

運転教本の中の「警察官に停車を求められたら」のページ。

あと「参考まで」ですが、米国では「2秒、3秒、4秒ルール」というのがあります。

車の走行スピードに応じて、前の車が急停車した時にその車にぶつからずに止まれる時間を示したものです。例えば「時速35マイル以下なら2秒」みたいな。「お、これは知識テストで出そうだ」と思いましたが、実際に出ました(笑)

 

2/24 第三回挑戦

さて、翌日には、今度こそ実地試験です!

追加の書類を持って窓口に立つと、中国系米国人が書類を確認。そして「準備するから待っていなさい」と言われ、待つこと5分、その受付の男性がそのまま教官としてやってきました。

私のレンタカーの方向指示器、ブレーキランプなどをチェックした後、おもむろに公道に出ます!

「私の指示の通り運転しなさい」と言われて、上述の「4時8時」のハンドルの使い方、最高速度標識、その他の標識を注意深く確認しながら運転すること約5分。。

元の位置に駐車すると、教官はニコリともせず「良い運転だった」と言い残し、また窓口へ。そして免許発行代を支払い、すでに写真は撮られていたのでその場で免許証が交付されるのかと思いきや、「VA州は免許証を自宅に郵送するから届くのを待っていなさい」と言われました。

すぐに免許証が受け取れないと「合格した」感が薄れますね。。ちなみに過去のジョージア州フロリダ州では免許はDMVでその場で交付されてました。

 

3/1 免許ゲット!

そんなこんなで「本当にちゃんと免許証は届くのか?!」と心配しながら1週間後の3/1(金)に出張から帰ってきたところ、、

GreenFielderのVA州免許証(見苦しくてすみません)。

ちゃんと届いてました!

デザインはとっても地味ですが、確かにVA州の免許、ゲットしました!

これを入手すると、いろんなところで提示が必要になるIDが免許証一枚で済むので、助かります(パスポートはかさばるので・・・)。

 

そして、この記事を書いているのは3/7ですが、明後日には自動車を入手できます!

これで足回りも確保されるので、更に生活が落ち着くことになります。

 

次回は「新生活の状況・其の参」の前に、鳥撮り記事をお送りしたいと思います!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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