山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

ポトマック川下流域の野生動物保護区で野鳥探しハイク。

こんにちは、GreenFielderです!

日本からアメリカに戻って最初の週末、やはり家に籠っているのは性に合わず、時差ボケが残る中、少し遠出してみました。

目指すはポトマック川下流域に面した州立公園・野生生物保護区です。

私が住んでいるところからは、車で40分くらい。まずはGoogle Mapsで適当に探した(?)"Accotink Bay Wildlife Refuge"に向かいました!

Accotink Bay Wildlife Refuge - Wikipedia

まず入口の駐車場に行くと、周辺地図がありました。

Accotink Bay Wildlife Refugeの地図。

この"You Are Here"の場所から西に歩き、そこから河口べりに南の端まで歩いてみます。

途中道中には春の花が咲いていました。

花の名前は全くわからないけど・・・綺麗です。

すると、枝の間を飛び回る小鳥が。

ユムシクイ。

発見した時は分かりませんでしたが、これはムシクイの仲間ですね!

そうか、昨年この時期にニューヨークエリアで沢山のムシクイを見たっけか。

onedayhike.hatenablog.com

onedayhike.hatenablog.com

ムシクイは春に南(メキシコ付近)から北(カナダ付近)へ渡っていきます。ちょうどこの辺りは渡りの中継地のはず。上掲の記事にも書きましたが、この小さな体でよくもそんな長距離移動ができるよなぁ。

・・・と、前に見慣れた小鳥が。

ノドジロシトドですね!

ノドジロシトド。

黄色い眉毛が凛々しい。

こちらもニューヨークのセントラルパークではエボシガラと同様「お馴染みの小鳥」でした。

onedayhike.hatenablog.com

少し歩くと、すぐに行き止まりまで来てしまいました。

そこは河口付近。水の動きも殆どなく、水面がとっても静かでリフレクションがきれい。青空にも映えますね~。

河口。

リフレクションの印象的な風景を切り取っていきます。

印象的な風景。

印象的な風景#2。

印象的な倒木。

ここで1人の釣り人を発見!釣りに集中していたようで、私がかなり近付いてから「うわっ、ビックリしたー!」と驚いてました。驚かせてすまんのう。。その後少し釣りについて彼の熱い語りを聞いた後トレイル終点に向かい、そこで折り返してきた時にまた「うわっ、ビックリしたなーもー」と。なかなか陽気な太公望でした(笑)

それにしても、期待したような野鳥達はいませんねぇ。しょうがない、次の場所に移動しますか。

折り返して駐車場へ戻る途中では新緑浴を楽しむ。

新緑が美しい。

それにしても瑞々しい咲きたてのお花、綺麗ですね。

春に咲く花。

春に咲く花#2

さて、私が向かった次の場所は、ちょっと名前が長いです。"Elizabeth Hartwell Mason Neck National Wildlife Refuge"という野生動物保護区です。

Elizabeth Hartwell Mason Neck National Wildlife Refuge - Wikipedia

こちら、Google Mapsで保護区内に"Eagle Point"なる場所表示が有って、「お、もしやEagleの営巣が有ったりするのか?!」と思い行ってみました。Eagleはいなかったけど、鳥さんとの出会いが有りました!

空から雲が消えて、降り注ぐ陽の光に新緑がまぶしい。

陽の光に新緑が輝く。

美しい新緑の中を歩いていくと、前述の"Eagle Point"に到達!そこには見晴らし台兼東屋があり、ポトマック川と周辺に広がる湿地帯が広がっていました。この雰囲気だと水鳥や魚を餌にしているミサゴのような猛禽類がいそうなのですが、残念ながら何もおらず。。

Eagle Pointからの眺望。

さて、一息ついたら更にトレイルの端まで歩いてみます。この先には更に沼地がありそうなので、水鳥がいないかなぁ、と思いまして。

歩いていくと、完全にDead Endに到着、その先はもう沼です。

トレイルの端から#1

トレイルの端から#2

トレイルの端から#3

天気も良く、気持ちの良い雰囲気ですけど、残念ながらここにも期待した水鳥や猛禽類はいませんでした。。あきらめて、元来た道を戻ります。

途中では、ニューヨークで馴染みになったエボシガラが木の実を突いていました。

エボシガラ。

木の実を突いてる?

森を見上げると、良い構図が!これ、結構お気に入りです。

青空を見上げる。

そしてここにも道端にひっそりと咲く花が。

ひっそりと咲く花。

Eagle Pointに戻ってみると、先客が東屋の中から上方の木の中を見上げています。これは何かいますね?!

・・・いました!

オウサマタイランチョウ。

この鳥さん、「オウサマタイランチョウ」って言います。英語名は"Eastern Kingbird"というなんとも勇ましい名前です。タイランチョウの仲間で、タイランチョウは英語名"Tyrant Flycatcher"で、こちらの方が生態に合う名前かも。まあどちらもかっこいいです。

この子はどうも東屋周辺で営巣しているらしく、近くを飛び回って止まってくれるので、もう撮りたい放題!そして、バシバシ撮っていくと、どうも口に何かを咥えている。。

虫を咥えるオウサマタイランチョウ#1

虫を咥えるオウサマタイランチョウ#2

虫を咥えるツキヒメハエトリ#3

とにかくこの鳥さんはものすごく近くの枝に何度も止まってくれるので、沢山ドアップ写真を撮ることができました!

そして、同じ場所で撮れたのはこちら、ハゴロモガラスです。

ハゴロモガラス。

沢山の種類の野鳥に出会うことはできませんでしたが、オウサマタイランチョウ撮り放題で満足です!これにて本日の鳥撮りハイクは終了、アパートへの帰路についたのでした!

そして、これに味を占めて翌週またポトマック川下流の野鳥スポットに行ってきた話はまた追ってご報告します!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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