山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

野鳥写真向上計画。

こんにちは、GreenFielderです!

最近、登山中の野鳥観察・野鳥撮影がどんどん楽しくなってきております。

いつもの小鳥達も、見たことのなかった野鳥達も、どの鳥達も、その動きや囀りを観賞していると楽しい!観察するたびに色々な気付きもあって、もうこれはクセになってます(笑)

一方で、そんな野鳥達を綺麗に写真に収めたいと思いつつも、うまくいかないことだらけです。。

何がうまくいかないかというと、、

①鳥達の警戒心が強く、近くに寄って撮影できない(あっという間に逃げていく

遠くから撮影するには、現有レンズ(35mm換算で焦点距離300mm)では不十分

③鳥の動きを止めるために高速シャッターを使うとISO感度が上がり過ぎて写真がノイズだらけ

というようなところです。

①は、②の問題から「近付き過ぎる」という問題と、「近付き方がなってない」という問題があるかもしれません。それをハードウェアのせいにするのも何なんですが(笑)、それらの解決策として購入を考えているのが以下の二つです。

 

1. 更なる超望遠レンズorテレコンバーター

私のカメラには、キットレンズだったZuiko 14-150mmというレンズが付いています。

私のカメラはマイクロフォーサーズ機なので、35mm換算で300mmの焦点距離までカバーしていることになります。キットレンズの割に広角から望遠まで、登山で使う分には十分カバーしていて満足しています。ただ、これに「野鳥撮影」を目的として加えると、かなり物足りなさを感じます。

山で小鳥達を見つけても、最大望遠でやっと豆粒くらいに見える程度。大体の小型野鳥は警戒心が強くて高い木の枝に止まっていて、下の方まではあまり降りてきてくれません。降りてきたとしても遠くに止まっていて、近づこうとすると、途端に飛んでいってしまいます。。

なので、「レンズが足りないから近付く」のではなく、「逃げない距離からそこそこの大きさで写せる望遠レンズを手に入れる」というアプローチが正しいのではなかろうか。

野鳥撮影指南の本、ブログ、YouTubeでも、「鳥に近付き過ぎるとストレスを与える」と有りますので、やはり望遠レンズの購入の方が正しいアプローチのよう。

あとはお財布との相談です。

超望遠レンズもピンキリです。画質も良くてかなりの望遠が効く、というレンズはかなり高額になります。参考までに、最近見た野鳥写真家のYouTubeで絶賛していた、キャノンの1200mm F8というレンズ、何と250万円越え!

そんなん買えるかぁぁぁい!!

 

・・・すみません、取り乱しました。。もちろんそんな高額レンズははなから眼中にない訳ですが、基本的にレンズは高い。比較的安価なマイクロフォーサーズ用レンズでも、一桁万円前半のレンズは限られています。でも、なんとか予算に見合うレンズを見つけました。それがこちら↓

これだと望遠端が300mm、つまり35mm換算で、今のレンズの倍の600mmの焦点距離になります!広角域は有りませんが、それは最悪交換して使えば良いし、カメラ本体の撮像面ににチリやホコリがつきにくいカメラなので、レンズ交換時のリスクも多少は低減されています。

ちなみにこのレンズは3万円台。レンズとしてはかなりお安い方。

 

ところで、「焦点距離を倍にする」という意味ではもう一つ方法が有ります。それはテレコンバーター」を付ける方法です。今のレンズに2倍のテレコンバーターを付ければ、同じ効果を得られます。同じ効果を得られる分、お値段も同じくらい(笑)。

どちらを選ぶかは、それぞれのケースでの画質や明るさの違い、汎用性、総重量、などで決める必要が有りますが、基本山へ携行するとなると、テレコンバーターの方に分があるかなぁ。。

これについてはもう少し悩んでみます。

 

2. DxO PureRAW

以前他の方のブログでも紹介されていた、画像データ処理ソフトウェアのPureRAWです!

www.sunsunfine.com

moognyk.jp

こちら、最近「モノは試し」と試用版を使ってみました(こちらの試用版は、「解約しないと自動で有償契約に移行」みたいないやらしいことはせず、「試用期間が終わったら使えなくなる」だけのもの。なんと良心的!しかも、一度購入(13,900円)したらずっと使えます)。

早速試用版を使ったら、これが驚きの効果!

先日丹沢で撮影したジョビオくんの写真を例に取ると・・

まずこちらが元のRAW画像データ。

高速シャッターにするため高感度設定にしているので、画像がノイズでザラザラ。且つISO6400を上限値としている(それ以上に上限を上げると更にノイズがひどくなるので)ので、画像がとても暗くなってます(当時日没後でそもそも暗かった)。

これをPureRAWで処理してからLightroomで画像を調整したら、こんな仕上がりに!

表情が全く分からなかったものが、ジョビオの表情(つぶらな瞳)がクリアに見えるようになりました!これはすごい!

他にも何枚か試してみましたが、野鳥写真の画質向上にかなりの効果があることを実感しました!これはもう間違いなく買ってしまいますね(笑)

 

このようなハードウェア・ソフトウェアを導入することで、益々野鳥撮影が楽しくなる予感です!一方で、写真の質の悪さをツールで言い訳することはできなくなりますので、あらためて写真撮影技術の向上を心に誓ったのでした!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!