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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

ショート・ショート#11~フルサイズ機で撮影したDyke Marshの鳥達~

こんにちは、GreenFielderです!

以前の記事(コチラ☟)でフルサイズ機+超広角ズームレンズで撮った風景写真を掲載しましたが、今回はフルサイズ機+超望遠ズームレンズで撮影した野鳥写真を一気にお届けします!

onedayhike.hatenablog.com

それぞれの写真の説明はあまりしない代わりに、この「フルサイズ機+超望遠ズームレンズ」の感想を挟んでいきたいと思います。

 

まずは使用機材。

カメラ本体は前の記事でもご紹介したソニーのα7c、そしてレンズはタムロンの「150-500mm f5-6.7 Di III VC VXD」、です! ・・・名前が長い・・・。

こちらのレンズ、はっきり言ってめちゃくちゃ重いです(笑) でも、それでも野鳥撮影には重宝できるレンズだな、と思います。

ちなみに、このレンズの望遠端は500mmですけれど、フルサイズ機ではAPS-Cサイズに「クロップ」する機能があるので、実質750mmの焦点距離で撮影しています(私が所有するMFT機のレンズ75-300mmは実質600mmの焦点距離です)。

 

朝Dyke Marshに到着後最初に撮影したのはワンちゃん。

振り返ってくれたところを激写!

この前後の写真では、ワンちゃんブレブレだったので、一抹の不安がよぎったのですが、杞憂でした。

例えば☟の写真、以前掲載したMFT機の写真と比べてクリアに見えますよね。

いつも撮影するハクトウワシの巣と幼鳥。

やっぱり150mm分の焦点距離の差は大きいなあ。

幼鳥、羽を広げる。

そして、当然のことながら遠くの小鳥もちゃんと撮れる。

オオヒタキモドキ。

オオヒタキモドキ、飛翔。

そして、近くの生き物をダイナミックにも撮れる。

カモさんが正面から接近!

身近な鳥さん達もドアップで撮るといつもと違いますよね。表情もよくわかるし。

ナゲキバト。

毛づくろい中のハゴロモガラス雌。

カージナル雌。

カージナル雄。

ね、いつもの鳥さん達ですけど、「その表情を撮りたい!」という気分にさせられるし、撮った写真はその思いを汲み取ってくれてる。

更には、Dyke Marshのアイコンでもあるチャバラマユミソサザイ

チャバラマユミソサザイ、アップ。

すごいでしょ? ・・・これまでで最も接近してくれたからドアップになった、というのもあるんですけれど。

チャバラマユミソサザイ、健気に鳴く!

オウサマタイランチョウもこんなにくっきり撮れました。

オウサマタイランチョウ、男前。

オウサマタイランチョウ、鳴く!

そして、遠くの鳥もこの通り。こちらはクロップ撮影した画像を更にトリミングしてますが、鳥が比較的くっきり写ってるでしょ?

ムナグロムクドリモドキ。

カージナル雄。胸元を掻く足が骸骨みたい(笑)

そして、木陰をチョコチョコ動き回るオウゴンアメリカムシクイも綺麗に撮れた!今回はこちらが一番嬉しかったかも!

オウゴンアメリカムシクイ!

この鳥さん、本当に美しいんですよ!黄色というよりレモン色で、日の光が美しく体を照らしていました。

オウゴンアメリカムシクイ、アップ。

そして、このカメラ+レンズでの一番の魅力は暗所耐性です。

☟のフクロウ、林の奥の暗いところにひっそり佇んでいたんですけれど、MFT機のセンサーに比べ多くの光を取り込めるフルサイズセンサーなので、ISO感度も上限12800まで持ち上げられる設定にしてました。

アメリカフクロウ。横顔美人?!

アメリカフクロウ、振り返り美人?!

私のMFT機は、上限がISO6400以上にならないので、必然的にシャッター速度を下げなければならないのですが、当然早い動きの鳥は被写体ブレをおこしてしまいます。

それが、ISO感度を上げられることで、シャッター速度を1/2000秒で全ての鳥撮影をすることができました!

以降の写真は、Dyke Marshから移動したGreat Falls Parkで撮影した写真です。

☟の小鳥の写真なんて、ISO12800、シャッター速度1/2000秒ですけど、現像の時にトリミングして暗部を持ち上げても全く画像が崩れませんでした!

(注: ノイズ除去処理はしています)

アカメモズモドキ。

こちらはブユムシクイ。

ユムシクイ。

シャッター速度1/2000秒なら、俊敏な動きにも追いつけます。

ユムシクイ、飛ぶ。さすがに羽はブレてる。

そして今度は足元のトカゲさん。こちらもピント幅が浅くて前後がボケて、なんか絵になりますよねー。 ・・・あ、リアル過ぎて気持ち悪いという人、すみません。。

顔が赤いトカゲさん。

鹿さんや、

蝶さんや、

ヘビの抜け殻も(??)、くっきり写し出してくれる。

 

ここからはおまけですが、サギ類の脚か?!と見間違えそうな木。

石の上に根を張ってしまった木。

メコンドルが近くに来てくれたので、この子を撮影してこの日は終了!

メコンドル。

 

ということで、もうこのフルサイズ機+超望遠レンズ、野鳥撮影には最適です!とかく藪の中など暗いところをチョコマカと高速で動き回る小鳥たちが大好きな私としては、とにかく欲しくなります!

難点は、「重い」ことと「高い」こと。。ソニーのα7cは、フルサイズ機の中でも極小で私のMFT機と比べても全然小さいし軽いのですが、とにかくレンズが重い!先日の記事で紹介した超広角レンズも、やはりとても重かった。。そして、フルサイズ機用レンズは高い!!私の場合、フルサイズ機を買ったらレンズはイチから買い揃えなければならないので、出費がとんでもないことに。。

ということで、野鳥撮影用にはめちゃくちゃ欲しいカメラ&レンズなんですけれど、そこまで野鳥撮影に特化するのは私の向かいたい方向ではないし、やっぱり山を歩きながら写真を楽しみたいですし。

・・・ということで、更に私の悩みは深くなる・・・。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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