山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

上野動物園で超望遠レンズの効果を試す。

こんにちは、GreenFielderです!

週末、娘の塾の送迎のついでに写真散歩をしようと、スマホの地図で都内のフォトスポットを物色していて、どうしても気になるスポットが有りました。

それは上野動物園

でも、私の中では葛藤が有りました。

「私は野生動物を撮りたい」

「動物園の動物は野生で生きられない可哀想な動物たちで、そんな彼らを撮るのはどうなんだろう?」

・・・でも、撮影練習のお手伝いしてもらうのは良いよね?

ということで、「超望遠レンズを試したい」願望に負けて行ってきました。

 

それは猛暑日の日曜日。

兎に角暑い。。

暑さはまだしも、直射日光が殺人的です。折り畳み傘を日傘がわりに上野駅から動物園に向かいます。

目的が目的なだけに、長蛇の列のパンダ館には見向きもせず(笑)、まずは「日本の鳥」館へ。

いきなりアカショウビンがお出迎え。

他のお客さんに邪魔にならないよう、タイミングを見て写真を撮ってみますが、、

大望遠(35mm換算で600mm)にするまでも無くどアップになっちゃいます。

出会うことすら稀なアカショウビン。しかも、こんなに近くから撮るなんて「反則」ですね。。

野鳥を餌付けして写真撮ってるような感覚で、若干後ろめたさが有ります。でも、これだけ鳥の羽一本まで細密に撮れると嬉しくなる自分もいたりして、複雑。。

この後は、「撮影練習」と割り切ってバシバシ撮りまくります。

 

次に向かったのは猛禽類のエリア。猛暑の動物園では、猛禽類達は日陰にこもってほとんど動いてくれません。大多数のお客さんは「動いているところを見たい」はずですが、私にとってはどアップ写真を撮るのに好都合です。

早速金網をうまくかわしながら撮っていきます。

普段なかなか見ることのできない猛禽類達。それがこんなにどアップで撮れると嬉しくなりますが、一方で彼らが自由に、でも厳しい自然の中で生きている姿も撮りたいな、とも思ったりして。。

 

続いて海外の鳥達のエリア。

まずはカラフルなインコ系の鳥達です。

なんだか目がアニメっぽい(笑)

そして今度はこちらの鳥。

「みーたーなー!!」と言っているかのような表情!照明の具合からとても印象的な写真になりました。

次にフクロウ類。

目をまん丸くしたりして可愛いのですが、でもこの子、ちょうどお食事の時間で、白ネズミをムシャムシャ食べていました。。

その瞬間の写真も撮ったのですが・・・あまりにもショッキングな内容なので、このブログには載せません。。。

*ご要望があれば、「閲覧注意」と題して、公開先限定(というのができるか分かりませんが)で別の記事を作ります。食物連鎖の真の姿を見ることも必要かもしれません。

そのシーンを見たカップルも子供も女性も、みんな一様にじっと見つめて無言で去っていきました。皆さん改めてフクロウが肉食動物であることを強烈な印象をもって知らされたと思います。

それ以外の動物達も撮りました。

クマさんや、

たそがれサルさんや、

落武者サルさんや、

ミーアキャットや、

イグアナ。

爬虫類が苦手な人にとっては、このイグアナ写真も強烈かもですね。。。

個人的には今回の写真の中で一番好きかもしれません。どアップの醍醐味的である要素が詰まっていると思います。

 

ところで、私と同じように望遠レンズ付き一眼カメラで動物を写真に収める方々もチラホラ見かけました。

そして、私に声を掛けてくださった方もいました。夢中でペンギンを撮影していたら、後ろから「あのー、すみません」と声が掛かり、振り返ったらまだ若い(大学生くらい?)女性でした。ここ○十年、若い女性に声を掛けられたことなどない私はドギマギ。。

その女性は私というより私のカメラに興味深々で、「そのカメラ、凄いですね!私のもオリンパスですけど全然違う!」

よく見ると確かにオリンパスのカメラを首からぶら下げてました。聞くと親から借りてきたコンデジだったようです。

「どんな写真が撮れてるか見せてもらって良いですか?」と言われて、言われるがままに液晶モニターで何枚かお見せしました。

かなり写真に興味があるようだったので、「一眼カメラを買うと、楽しい写真が撮れますからやってみては如何ですか?」とカメラ沼にお誘いしておきました(笑)

その女性は「ありがとうございました!」と言って爽やかに去っていきました。「こんなオッサンに声をかけてくるのは、きっと新興宗教霊感商法の勧誘に違いない」などと疑って構えていた自分が恥ずかしい。。

 

さて、如何だったでしょうか?

檻の中の動物達を撮る後ろめたさは有ったものの、やはり夢中になってしまいました。

次は、購入した望遠レンズも使いながら、自然の中での生き物達と出会い、その姿を写真に収められたら、と思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!