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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

初夏のセントラルパークを再訪!① ~公共交通機関への愚痴と新たな鳥達との遭遇~

こんにちは、GreenFielderです!

前回記事の「ニューアーク空港日の出撮影」の同じ日、そのままマンハッタンに移動して、セントラルパークを歩き回りました

出張に来てから、山に登ることもできない私は(国際免許証を持ってこなかったことを大後悔)、自然の中をウォーキングすることくらいしか出来ないので、これまではロングアイランド遠征をしてきたわけですが、今回は久し振りにマンハッタンのセントラルパークが目的地です!

ロングアイランド編はコチラ↓)

onedayhike.hatenablog.com

onedayhike.hatenablog.com

 

これまでは、セントラルパークの中でも野鳥の集まる場所だけ訪れてましたが、今回は運動も兼ねて、公園を南端から北端まで歩いてみることにしました。

セントラルパークはメチャクチャ南北に長く(約4km)、途中見所を求めてウロウロすれば、おそらく倍近い距離を歩けるのではないかなー、と。勿論、野鳥撮影も主目的の一つです!

それでは行ってみましょう!

 

1. アクセスと公共交通機関への愚痴

まずいつもの通りNJTに乗ってマンハッタンのペンシルバニア駅に向かい、そこから地下鉄に乗ります。

・・・なのですが、なんと以前の記事で書いていた「チャージ機で札が使えない」事件が未解決のまま放置されてました!!

以前の記事で「これはきっと例の大気汚染の影響」などと書いてましたが、ウソでした(笑)

流石にこれだけ不具合が続いてたら、何某かの対策は有るのだろうと、改札脇の窓口のお兄さんに「あのー、札をコインに変えてもらえませんか?」と聞くと、「出来ない」とアッサリ拒否。。

皆さん、もし東京でJR東日本東京メトロのチャージ機で「札は使えません」状態になったらどうなるか想像してみてください。

まず、二つの鉄道会社は血眼になって復旧に全力を尽くすでしょう。そして、復旧までは、チャージ機に「ご不便をおかけし申し訳ございません。両替が必要な方は窓口までお越しください」といった貼り紙が貼られ、窓口に行くと大量の硬貨が準備されていて、謝罪の言葉と共に即両替対応してくれるのではないでしょうか。

今回のニューヨーク地下鉄公社(MTA)のような対応だと、おそらくニュースやSNSで叩かれまくって、おそらく副社長あたりが謝罪会見をする事態になるのではないかと想像します。

・・・まあ、日本のこの文化も行き過ぎだと思ってますが、こういうところでも日米の文化の違いを感じます。

 

・・・おっと、セントラルパークに着く前からだいぶ話が脱線しました。。

上記の通りなので、私は泣く泣く近くのお店で「すみません、5ドル札をコインに替えてもらえませんか?」「あ、足りなくても良いんです、3ドル分でも良いので・・・」と頼みまくって、苦笑する店員さんに対応してもらいながらなんとかコインを得てメトロ・カードにチャージをして、漸くセントラルパークに向かいました。

 

2. The Pondにて

まずはコロンバスサークルから東に向かって歩きます。向かうは"The Pond"

この"The Pond"はセントラルパークの南東端にある池で、1つ目の野鳥スポットです。この池のほとりからは、最近建設された超高層ビル群を仰ぎ見ることができます。

この池には過去にも訪れたことがあるのですが、その時は殆ど野鳥を見ることができなかったので、今回もあまり期待せずに向かいます。すると、期待しないのが良かったのか、早速池のほとりでゴイサギくん(Black-crowned Night Heron)を見つけました。

最初は1/3200秒という超高速シャッターに設定してましたが、ゴイサギが殆ど動かない鳥であることを思い出し、1/100秒に設定し直しました(笑)

次に見つけたのがこちら↓のカモ。

丁度直射日光に当たらない木陰の浅いところにいてくれて、しかも私からかなり近いところにいてくれたので、とっても高精細で水面への反射も含めて良い写真が撮れたなー、と思いました。

・・・しかし、なんか変ですよね?

撮影した時は「あ、マガモかな?」と思ったのですが、後から考えるとマガモは嘴が黄色いはずで、このマガモは嘴が黒い。え、なに、例のカルガモとの混合種??でもマガモカルガモも、少なくとも嘴の先っちょくらいは黄色いはず。。

どなたか、このカモが何という名前なのか、教えてください!!

 

ふとこのカモの横に目をやると、なんだかとても派手な水鳥が一羽、優雅に水面を進んでいました。

この見たことも無い極彩色の鳥に興奮!これはもっと撮りたい!

しかし、そのオーラが出てしまいました。。その子はスピードを上げて反対岸に遠ざかってしまったのでした。。

後から調べたら、アメリカオシ(Wood Duck)」というオシドリの仲間だそうです。オシドリを見たことが無かったので、遭遇できてとっても嬉しい!

さて、このThe Pondに架かる橋の周囲がなんとも騒々しい。どうも、「オオクロツグミモドキ(Common Grackle)」が沢山いて、子育てに大忙しのようでした。

子供たちは警戒心も薄く、そこらじゅうで目の前にあるものを食べてみたり、親の姿を見かけては口を開けたり鳴き叫んだり。。でもその「警戒心の無さ」が故に、こんな近くで幼鳥を撮影することができました。

ちなみに、先日撮影した親鳥はこんな感じで、一見カラスのような黒色なのですが、日の光を浴びると虹色に変わる美しい羽色をしているんです。

次に出会った幼鳥はコマツグミでした。コマツグミは今の時期のセントラルパークでは、「どこにでもいる鳥」なのですが、この時期は幼鳥にも出会えます!

先程のオオクロツグミモドキ同様、幼鳥は警戒心が低く、とりあえず歩き回っては手当たり次第に口に入れてみる動作を繰り返します。まだ胸がオレンジ色に染まらず斑点が残ったあどけない幼鳥は可愛かったです!

 

3. Sheep Meadowにて

The Pondに続いては、少し北西に歩いて"Sheep Meadow"という開けた芝生エリアに向かいます。おそらく多くの人にとって、「ザ・セントラルパーク」と言えばこの場所のことなのでは無いかと思います。

大都会のど真ん中とは思えない広さの芝生で、みんな休日の午前を思い思いに過ごしていました。

そして私は、この中にある一本の大きな木(↑の写真のほぼ中央)が気になったので、そちらに行ってこの大木とヒョロ高ビルをパチリ。

そしてSheep Meadowを後にし、何度も通っている"The Lake""Ramble"の周辺をウロウロ、そこからまだ行ったことのない"Turtle Pond"の畔で向かうのでした!

 

・・・と書いたところで、記事がエラく長くなったことに気付きました。。このまま書き続けると途方もなく長くなりそうなので、一旦ここまでとします。結果的にここまでがセントラルパークの南半分なので、次の記事で北半分について書いていきたいと思います!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!