こんにちは、GreenFielderです!
前回の記事で石神井公園散策記を書きました。なんとも魅力的な公園であることがわかり、大満足でした。
石神井公園散策記は↓をみてね!
今回は石神井公園でのカワセミ飛翔シーン撮影トライアルの様子と、カワセミを30分近く観察した気付きを書いてみたいと思います。
まあ兎に角サービス精神旺盛なカワセミくんでしたよ。何度も何度もダイブを繰り返し、しかもバズーカレンズを何台も向けられても全く気にするそぶりは有りませんでした。
やはり、公園にいる彼らは、野川のカワセミくんと違って人馴れしてるんですね。
それではカワセミ飛翔のGIF画像を見ながら感想を述べていきたいと思います。
ちょっとデータ重い点はご容赦を。。
1. 一回目
これは三宝寺池到着後すぐにトライしたものです。この時は水中にダイブしてます。
かなり自由落下に近い感じで落ちて行き、若干ダイブ地点の微修正のため羽を動かしてます。
ところで、カワセミってダイブしたそのすぐ水面下に魚がいないと捕れないわけですよね。本当に数ミリ(水面下でバタバタして軌道修正できる範囲)の精度で入水しないと獲物は獲れないと思います。
飛行機に乗った人間は高速コンピュータの力を借りて、かつある程度自動操縦に任せないと、例えば1mくらいの誤差で標的に到達するのは難しいですよね。
カワセミってそんなことを本能的にやってるんだから凄いことですよね!
では、次に行きましょう。
2. 二回目
こちらは三宝寺池を一周した後に再度木道に到達した時のものです。
餌取りダイブ、とはならなかった、横移動の飛翔です。
この日もカワセミは何度かダイブ軌道を描き水面に向かって急降下しながら、入水せずU字軌道で上昇、なんてことを何度かやってました。
あれって、途中で標的との遭遇確率を考えて途中で「攻撃中止」してるんでしょうか?
そうだとしたら、これまた凄い潜在能力ですね!
3. 三回目
これもほぼ垂直ダイブです。
でも、第一回とは明らかに「飛び込み体勢」が違うのがお分かりいただけるでしょうか?
第一回目は頭を下にして、体は空気抵抗をなるべく受けないよう、水面に対して体勢を垂直にしてます。人間で言えば、競泳での最初の飛び込みと同じです。
この第三回目では、頭は下に向けているものの、枝を離れて暫くは体勢は水面に平行、つまり空気抵抗の大きい体勢で降下を開始してますよね。人間で言えば、そのままだとモロに「腹打ち」する体勢です(笑)
そして羽を少し右に広げることで、体を左に微妙にずらしてます。獲物の位置を確認しての微修正でしょうか。この右の羽を少し広げる動作は一瞬です。そして、それによる軌道(落下地点)の変化も極めて小さいと思われます。そんな微修正、どうしたらできるんでしょうねー。
そして、どれだけ空力特性を熟知してるんだ!
ということで、私の結論。
「カワセミはハイテク・ジェット戦闘機を凌駕する、トム・クルーズも真っ青のトップガン」
・・・と言っても過言ではない、カワセミの能力に感嘆した日曜日でした!
*カワセミ撮影の記事は↓も見てね!
最後までご覧頂きありがとうございました!