こんにちは、GreenFielderです。
今回は、私が趣味としているテニスと登山について、思うところを書いていきます。
どちらも運動音痴の私が学生時代にのめり込んだスポーツで、いずれもシニア層にも人気が有りますよね。
私もアラフィフとなってしまい、会社でも「俺が俺が」という時代も終わり、若手の成長を支える立場になって、「そろそろ仕事以外でも人生を楽しむことを考えないとなー」と思う今日この頃。
そんな私が、この2つの趣味をどう考えていくのか、というのを自分なりに整理してみようと思ったわけです(別に整理しなくても良いんですけどね)。
それではツラツラ書いてみましょう!
1. テニス
初回ブログで書いた通り、大学では体育会硬式テニス部に所属して純粋にテニスに励みました。
元々大して強くない大学で、僕にはレギュラーを狙える程良いレベル(とは言え公式戦では一度もレギュラー出場できませんでしたが・・)で、モチベーションはずっと高く維持して取り組めました。
その甲斐もあってか、社会人になってから(こちらも下位リーグではあったものの)レギュラーで試合に出場できるようになり、若い頃はテニス三昧の日々でした。
しかし、結婚して、仕事も多忙になり、海外駐在もあったりして、徐々にテニスの機会が減った結果、足がついていけなくなって、更にコロナをきっかけにテニスの腕は一気に落ちました(完全に言い訳 笑)
当時の自分の「出来るレベル」を知っているが故に、そのレベルに遠く及ばない自分がいて、「老後に楽しめるかな・・」との思いが強くなってます。
何よりテニスはやっぱり試合に勝つと楽しい、というのがあって、「勝てなくても楽しい」という境地に至れるかが疑問なんです。。
それも足が遠のく理由かなー、と。
でも、テニスにはこれまでの人生で本当にお世話になりました(具体的に何があったのか、は別の記事で書ければと思います)。なので、学生時代に学業そっちのけでテニスに明け暮れたことは、今でも色々な財産になっており、感謝しかありません!
2. 登山
テニスに比較して、登山には「試合」はありません。強いて言えば、相手は「自然」ということになるのかな?
でも、自然は「勝負する相手」ではなく、「怒らせないで楽しませてもらう」相手、とでも言いましょうか。
そして、登山は自分のレベルに合わせて山を選べます。そしてどんな山でも楽しみは見つけられます。そんなところがテニスとは違うかな、と思っています。
一方で、(さっきと言っていることが矛盾するのですが・・)年齢と共に、選べる山の選択肢は確実に減っていきます。
このルートは、一般登山者にとっては憧れの、そして魅惑的なルートです。なにせ3000m級の山々が連なる稜線をずっと歩いていけるわけですから!
そして、このルートを「憧れ・魅惑的」たらしめているのは、その難易度も理由の一つです。西穂高岳~奥穂高岳間、そして北穂高岳~南岳間は両側が切れ落ちた鋭い稜線で、一歩間違えれば滑落どころか「墜落」して命は有りません。しかし、そのようなリスクを乗り越えて縦走をやり切った時の充実感と、「誰でもが簡単に入り込めない」稜線を歩いているという「特別感」が、このルートが登山者の心を掴んで離さない所以だと思います。
そういうルートは、年齢を経るごとに選択しずらくなってきます。
最近特に加齢による体の「追従性」の劣化を感じずにはいられません。つまり、若い時は脳からの伝達を迅速・正確に体の隅々まで伝えられていたものが、そうならなくなってきた、というのを実感してしまうのです。
体幹の衰えもあり、体のバランスが思い通りにならないこともあります。
これらは、「特別なルート」を歩く際に大きなリスクになると思っており、そのリスクが許容範囲を超えると思う人はそのルートを歩く資格は無くなると思っています。
「自分はそこで何かあっても本望だ!」というのは自己中心的であり、何かあればいろんな人に迷惑が掛かります。なので、登山は自らが「無事下山できる」確信が無いルートは歩くべきではないと思っています。
まあ、こんなことを考えるのは、私が「M系気質」で、難易度の高いルート・方法を追求したくなるからでしょう。日本の殆どの山は、「西穂高岳~奥穂高岳間縦走」のような高いリスクを覚悟しなくても歩ける山です(もちろんリスクが無いとは言いません)。
先日開催されたTJAR(*1)では、62歳の出場選手がいましたし、とあるYouTubeでは、80歳を過ぎても燕岳に登る方の紹介をしていました。更に言えば、先日滝子山山頂でお会いしたご老人(*2)も、おそらく70歳くらいではあったろうと思いますが、体も口も(?)お元気でした。
(*1) TJARについては以下過去記事を見てください!
(*2) 滝子山山頂でお会いしたご老人の記事は以下です!
そんな方々に勇気づけられ、アラフィフとは言えまだ40代の私も、まだまだ挑戦できるルート・山は沢山有るはず!と思っています。
多少「無理」はしても「無茶」はせず、戦っても勝てっこない自然には敬意を払いつつ、今後も長らく登山を楽しめたらな、と思う今日この頃です。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。