こんにちは、GreenFielderです!
前回に引き続きの2022年の登山振り返り。今回は5月~7月の登山について振り返っていきます。
*前回の「その①」は↓をみてね!
仕事でストレスを感じたまま、それを払拭すべく登った徳ちゃん新道からの甲武信ヶ岳。
まだ雪が残る登山道に難儀しながらも、埼玉県最高峰の三宝山まで足を伸ばしました。でも、やはり仕事のことが頭を離れず、予定していたロングルートを短縮してピストンで帰りました。
富士山の展望を眺めたときだけ、仕事のことは忘れてたかな 笑
05/15 伊豆ヶ岳・武川岳・横瀬二子山
この日は珍しく、奥武蔵へ。実家が西武池袋線沿線なので、前日の夜に実家へ泊まり、翌早朝に正丸駅から伊豆ヶ岳に向かい武川岳・横瀬二子山経由で芦ヶ久保駅まで縦走。伊豆ヶ岳は小学校の遠足で登った鎖場が懐かしく、武川岳〜横瀬二子山間のルート上からの武甲山は迫力がありました。
奥武蔵は西武秩父線の駅から登り駅に下山できるので、経済的&下山時刻に制約が無い(勿論日没は絶対的下山リミットですが)のはメリットです。
05/29 甲相国境尾根縦走
こちらは「県境尾根踏破」シリーズ。西丹沢から畦ヶ丸に登り、そこから山梨・神奈川県境となっている尾根をひたすら歩いて山中湖に至るロングルートです。
以前の記事でもご紹介したブログ「週末は山を目指す」に触発されての山行。そのブログでは生憎の曇天だったようで「苦行」であるかのように書かれていましたが、いやいやどうして、快晴のこの日は所々で行く手に富士展望があり、飽きることは有りませんでした。
歩くにつれ富士山が近づいてくるので、「随分と歩いたなー」というのを実感できます。
そして、なんと言っても尾根道の新緑の美しさ!もう一度新緑の季節に歩きたいと思わせる、そんなルートです。
仕事での大きなマイルストーンを達成し、自分へのご褒美として長野遠征を計画。その初日が蓼科山でした。
この日は曇り空でしたが、初八ヶ岳体験となりました。山頂からの南八ヶ岳の展望は素晴らしかったです。
そして、物足りないので車で移動し霧ヶ峰(車山)もゆるハイク。
こちらも良い眺望でしたが、下山後に見た夕景がまた素晴らしかったです。
長野遠征2日目は念願の北アルプス。三脵から蝶ヶ岳・常念岳を歩いて三脵に戻る周回ルート。昨年の南アルプス(甲斐駒ヶ岳・鳳凰山)に続き3回目、今年初の「深夜スタート」となりました。
蝶ヶ岳への登りはやがて雪に覆われて、購入したばかりの軽アイゼンの装着に難儀しながらも、何とか到達した蝶ヶ岳山頂には絶景が広がっていました。
その後アップダウンの後の常念岳への登りでは完全にグロッキー。。今年の登山では一番キツかった山行となりました。
06/19 三国山・鉄砲木ノ頭・高指山
この山行から、DMC GM1を使い始めました。
行程自体はとても緩やかなものでしたが、カメラ遊びをしていたらえらく時間が掛かってしまいました。。
iPhoneでは味わえない登山+カメラの楽しみ方を覚えた山行でした。
鉄砲木ノ頭からの富士展望は・・・。
高校時代の山岳部の同級生による擦り込み(?)のせいなのか、私は奥秩父山塊の山々に「登らねばならない」という義務感を感じています(笑)
基本地味山。でも登り応えは十分。何より「奥秩父主脈縦走路」なる、いかにも達成感を感じられそうな名前のルートが有ります。いずれこのルートは完遂せねばならない、そう思っております。
そんな奥秩父山塊の盟主、金峰山に登りました。ただ、この時は大弛峠まで車で上がっての楽チンルート(笑)暗いうちから登り始め、朝日岳直下の岩稜帯から日の出を撮るつもりでしたが、未明は暴風雨。。諦めて寝てたら4時頃に青空が出て、急いで登山開始するも日の出には間に合わずでした。。
それでも快晴の金峰山頂からの展望は素晴らしかったです。そしてこの時もソロハイカーさん達とおしゃべりして、素敵なイワカガミの群生地を教えてもらったりしました!
07/03 大岳山・日の出山
この山行では、「水の流れをNDフィルタ+長秒シャッターで」をテーマに沢のある奥多摩のルートを選びました。
写真撮影に時間をかけ過ぎた感はありますが、そこそこ距離も歩けて充実した山行となりました。
そして何より、私のブログアイコンにもなったカエルくんと出会った山行でもあります。仙人のように、何かを悟ったかのような達観した表情が印象的でした。
07/09 横瀬二子山・焼山
この山行から遡ること1ヶ月前。姉から「息子(私にとっては甥)を山に連れて行ってあげてほしい」と頼まれました。
私は元来、ソロで歩くのを好むハイカーです。でも、決してパーティーでの登山は嫌いでは有りません。「一緒に登る」ことを目的にすれば楽しめます。
ただ今回は、姉の子供(中1)で登山は初めて。当然安全管理義務も生じますので、行き先は慎重に選び、自分が歩いた道で、疲れず、且つそこそこ長めの良い山、更に甥の自宅がある西武池袋線沿線の駅から歩いてアプローチできる山、ということで、つい先日歩いた横瀬二子山をチョイスしました。
甥はとても朴訥な性格で、何を聞いても一言で会話が終わってしまいます。。でも、歩くのは早くてかつ慎重です。これは登山に向いてるかも!
と思ってたら、水分と塩分の補給が足らなかったのか、下山完了直前に動けなくなってしまいました。。すぐにポカリ・inゼリー、塩分チャージタブレットなどを摂らせて15分ほどで回復してくれました。ホッ。
彼からは直接聞いてませんが、姉には「また行きたい」と言ってくれた模様。次はどこにお連れしようかな?
今年の北アルプス遠征第二弾は、他の登山ブロガーのレポを見て俄然登りたくなった針ノ木岳と蓮華岳。有名な山々が数多ある北アルプスの中では比較的マイナーだと思いますが、針ノ木雪渓、両山の山容の美しさ、コマクサ群生地他の高山植物の宝庫、そして何より両山からの眺望が素晴らしい、ということで、とてもワクワクしながら、でも微妙な天気予報に直前まで翻弄されながら、素晴らしい山行を完遂できました!
未明から登り始め、雪渓の直登でグロッキーになり、漸くたどり着いた針ノ木・蓮華の稜線と眺望は感動以外有りませんでした。
高山植物も咲き誇り、珍しく「リピートしたい」と強く思った両山です。
*なお、高山植物の鑑賞はマナーを守りましょう。立ち入り禁止のロープ内に入り写真を撮ろうとして、地元のハイカーに強く指導を受けてる県外ハイカーがいました 笑
07/31 雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳
こちらは登山YouTuberのJINさんの富士夜景撮影の回を見て俄然行きたくなった山です。
そして、早暁の富士を撮りたくてナイトハイク。登山中は背後の鹿達の視線を浴び、生々しい獣臭や明らかに投下直後な熊糞に怯えながらもなんとか雪頭ヶ岳に到達。途中ガスに覆われて「これは白い風景を撮ることになるのか?!」と落胆しかけましたが、何とかガスの切れ間に目的の「早暁の富士」が撮れました。
あまりに素晴らしい景色に、その場に1時間以上居座ることに 笑
その後は御坂山地の山々を巡り、最後は「プチ岩の殿堂」、十二ヶ岳でアスレチックしてフィニッシュ!
こちらも思い出深い山行となりました。
ふぅ、そろそろ息切れです 笑
続きは「その③」でご紹介します!
最後までご覧頂きありがとうございました!