山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

「大丈夫です。」の使い方。

今週のお題「マイ流行語」

 

こんにちは、GreenFielderです!

最近やたらと耳にする機会が増えた「大丈夫です。」という言葉。

以前からこの「大丈夫です。」を聞くことは有りましたが、最近聞く機会がやたらと増えたように思います。

それはきっと、「ポイント付けますか?」がほぼ全てのお店で聞かれるようになったからだと私は分析(?)しています。

 

「〇〇ポイントカードは宜しいですか?」

「大丈夫です」

「失礼しました」

 

「支払いはどうなさいますか?」

「△△で」

「かしこまりました」

 

「レシートはいかがしますか?」

「大丈夫です」

「失礼しました」

 

買い物すると、このやりとりが必ずレジで発生しますよね?

このやりとり、とっても日本的だな、と思います。

よくよく考えてみると、「大丈夫です」ってとっても曖昧。いいんだか悪いんだかよく分からなくないですか?!

更に「失礼しました」って、別に失礼でも何でもないし。。

 

先日両親のいる実家を訪れた時、母がお茶を出してくれました。そして暫くして、

「もう一杯いる?」

「大丈夫。」

と返したら、母が突然、

「私その『大丈夫』っていう言い方嫌い」

と急に不機嫌に。。

つまり、「いるのか」「いらないのか」、はっきり日本語で表現しろ!ということだそうです。

うん、確かに。済みません。。

 

でも、英語でも同じ表現が有りますよね?それは、"I'm fine"という言い方。

例えばレストランで「もう少しお水はいかが?」と言われて、「足りてます。ありがとう("I'm fine, thank you.")」と返すことが有ります。こちらの方が、"No,  thank you"というより柔らかい表現かなー、と思っているので。

"I'm fine"の同義語で"I'm good"という言い方もあります。

つまり、「大丈夫です。」は日本独特の曖昧表現、というわけでもないということです。

むしろ母が日本人なのに自分の意思をはっきり示せ、という発想で、ユニークなのかも?!

 

アメリカ人はなんでもストレートにモノを言う、という印象があるかもしれませんが、生活の中でもビジネスの世界でも、意外と婉曲に表現するケースは多い。

どんな国・地域であっても、やはり会話表現はTPOに合わせた使い分けが大事なんだな、と思います。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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