こんにちは、GreenFielderです!
突然ですが、PPAPって聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
そう、大多数の人が「あのピコ太郎のやつでしょ?」と思うのではないでしょうか。
これですよ、これ(↓)
2016年8月25日に、10万円の自腹で自己制作したYouTube動画が、1ヶ月後に1000万回の視聴回数に到達、その時にジャスティン・ビーバーがSNSで言及し、BBCやCNNがこぞって取り上げたことで更に視聴回数は急増、動画投稿から4ヶ月後には1億視聴回数に到達した、という「オバケ動画」です。
*現在時点で約1.5億再生。
今見ても、アイデアさえあれば誰でも作れそうな内容で、しかも時間は1分以下(これがまた「米ビルボード・チャートにチャートインした曲の中で最短時間」とのギネス記録まで付与されています)。
プロデュースした古坂大魔王の手元には、いったいこの動画でどれだけのキャッシュが入ったのだろう・・・と、ゲスな想像をしてしまう私です。。
今回の記事の目的は、「そんなPPAPをあらためて試聴しよう!」ということでは有りません(まあ見て欲しいとは思いますが)。
ましてや「真似してYouTubeに投稿してみよう!」ということでも有りません(まあやってみたら面白そうですが)。
何故急にこんなことを思い出したかというと、きっかけは私が勤める会社の社内メールでした。
数日前、社内でこんな件名のメールが届きました。
「情報セキュリティ(PPAP対策)」
つい「ぷっ」と笑ってしまいました(笑)
何?PPAPが情報セキュリティになるの?
内容を読んでいくと、どうもここで言う「PPAP」は、ピコ太郎のそれではないようです。
メールの中に、以下のような注釈が有りました。
「PPAP:Password付きZIPファイルを送ります、Passwordを送ります、Angoka(暗号化)、Protocol(プロトコル)、の略称」
・・・そうなんですか。。
確かに一時期、そのような方法でのメール送信を促進するような通知もあったような。。
しかし、その注釈では飽き足らず、Wikipedia様で更なる情報を得てみます。
すると、すごい事実が書いてあったのです!
「ピコ太郎の『PPAP』の響きがプロトコルっぽい、と言う人がいたことから大泰司(*)が命名のヒントを得た」
(*) 大泰司 章:日本情報経済社会推進協会所属。PPAP命名者。
・・・ピコ太郎はこんなところにも影響を及ぼしていたんだ!!
更にこう有りました。
「PPAPは、企業の(情報)セキュリティ対策を向上させるどころか、むしろ危険に晒しているとして、批判を受けている」
・・・じゃあ何故我が社は未だに「PPAP対策」とか銘打ってるの・・・?!
・・・我が社は大丈夫か?!
個人的には、ピコ太郎のPPAPよりも、こちらの方に衝撃を受けました。。
皆さんが働く会社では、そんな不思議なことが起こっていませんか?もしそんな「摩訶不思議な出来事」が有りましたらご一報下さい(笑)
ちなみに、このメールの話を家族にしたところ息子が、
「そのメールをスクロールしていくと、最後にピコ太郎のPPAP動画が貼り付けてある、とかいうオチは無かったの?」
「・・・」
「そういうセンスが有る会社だったら面白いのにね!」
・・・息子よ、大丈夫か?!
最後までご覧頂きありがとうございました!