山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

100kmトレラン大会に挑戦している会社同期の話。

こんにちは、GreenFielderです!

先週、米国法人のローカルスタッフが来日していて、関係各所の挨拶回りに同行していた時、調達部門の同期に挨拶する機会が有りました。

その同期の彼がトレランをやっているのは聞いてましたが、挨拶の時にもトレランが話題になり、「次はどこをトレランするの?」と聞いたところ、「次の週末に100kmの大会に出る」と。

「100km?!」

それを聞いて、ローカルスタッフは「クレイジーだ・・・」と唖然。

ちなみに翌日談ですが、そのローカルスタッフの娘さん(高校生)もクロスカントリーをやっているらしく、100kmトレランの話を興奮気味に娘さんに伝えたところ、「あら、私もいずれは100km、100マイル、そしてアイアンマン・レースと計画的に挑戦していくつもりよ」とあっけらかんと答えたそう。。

娘さんの話題はさておき(笑)、その同期の彼、実は昔は巨漢の男でした。私が前回の米国赴任していた4年間の間に、体系は見違えるように痩身になり、「病気でもしているのでは・・」と疑うほど。でもそれは彼がマラソンとトレランに目覚めたからでした。

私が大会の名前を聞くと、「FunTrails Round 秩父&奥武蔵」とのこと。ネットで調べると、確かに週末に開催予定になってます。

fun-trails.com

この大会の「100k」の部のコースを見てみると、、まぁ〜凄いです!

西武秩父駅に程近い羊山公園(標高300m)をスタートし、大野峠(850m)まで登って一気に正丸駅(300m)まで下り、今度は子の権現(600m)を通過した後、下って登って都県境のごんじり峠(900m)に到達、その後周回コースで子の権現に戻り、今度は「飯能アルプス」経由で最低地点の東吾野駅(100m強)へ下り、ここからは西武秩父線の北側を登り、関八州見晴台(800m)などを経由して、最高地点の丸山(900m)まで登った後、スタート地点の羊山公園でゴール!

・・・走行距離105km、累積標高差6,831mというとんでもないコースです!!

どのくらいとんでもないかというと、南アメリカ大陸最高峰のアコンカグアを一番近い海から登るとそのくらいです。・・・って、全然分からないですね(笑)

ちなみに制限時間は31時間。もはや想像すらできない究極の世界なんだろうなぁ。。だって、丸一日以上山の中を走り続けるんですよ?!

もはや想像を絶する世界な訳ですが、少しでも現実的な感覚を掴んでいただくために、同時開催される「30km」の部について紹介しましょう。こちらは総距離30km、累積標高差1,423m、制限時間7時間です。

この、「30km」と「1,423m」が何を意味するのか。大会と同じ日の11/19に私が辿った南高尾〜高尾のコースで比較すると、総距離が17km、累積標高差は1,236m、時間は小休憩を含めて4時間でした。

南高尾〜高尾コース

私の中ではかなり早いペースで、これ以上時間短縮は難しい感じ。このコースを距離にして76%増し、累積標高で15%増ししたのが30kmの部です。それで制限時間が75%増し・・・。

これはかなり厳しいのでは?!

時間との勝負もさることながら、足の筋肉や関節への疲労の溜まり方もだいぶ増えると思われ、30kmの部でも(完走はできそうですが)翌日は立てなくなりそう。。(笑)

それが、距離・累積標高差ともに6倍以上のコースなんて、まず完走するだけでも至難の業ですよね、凄すぎますよ、ホントに。。

 

大会翌日の月曜日、その彼にメールで結果を聞いたところ、「目標の24時間は無理だったが、昨年の結果より短縮できたのでまずまず」とのこと。

早速大会結果をネットで見たところ、確かに彼の名前が。そして驚くことに、なんと完走者が386人!!その中で彼は200位台でした。ちなみに1位は14時間で走り抜けてます。。私の17kmのトレラン速度の1.7倍のスピードです。

・・・もはや人間ではない(笑)

彼は言いました。

「本当はハセツネカップに参加したかったけど、出張が入って出られなかった。来年は参加したい。」

・・・その「ハセツネカップ」についてご紹介した記事はコチラ☟。

onedayhike.hatenablog.com

これも凄まじい大会ですが、私が好きなエリアを走り抜ける大会とあって、いずれ挑戦してみたい大会です。同じ記事で紹介している「TJAR」は、、まあコース上で観戦できたら満足かな(笑)

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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