こんにちは、GreenFielderです!
三連休の初日、会社仲間とゆるハイクに行ってきました!目的地は「大菩薩嶺」。丁度一年前に箱根を歩いた若手くんと、今回初参加(!)の「マドンナ」と、激混みの大菩薩嶺をゆるハイクしてきた記録です。
きっかけは半月前に遡ります。
前回記事でご紹介した「南高尾ゆるトレラン」に若手くんを誘いつつ歓談した翌日、我がグループの「マドンナ」こと庶務のお姉様が私の席の横に来て、恥ずかしそうに立っていました。
「あのぉ、今度〇〇さん(若手くん)と山に行くんですよね?」
「はい」
「・・・私も挑戦してみようかと・・。」
「えっ、もちろん大歓迎ですよ!ちなみに登山経験は・・?」
「10年以上前に軽〜い山に登った程度なんですけど・・・。」
「分かりました!彼(若手くん)とは高尾でのゆるトレランを話してましたが、△△さん(マドンナ)が参加されるのであれば、ちょうど良い軽めの登山を計画しますよ!」
我がグループのマドンナに興味を持たれたと有っては完璧な登山計画で登山継続のモチベーションになるようにしなければなりません!
私の中では既に大体の計画は頭にできあがりました。それは「大菩薩嶺紅葉ハイク」。決行日は三連休の初日に決め、綿密な登山計画を練り提案、即座に承認されました。「人気の百名山なんですね♪」とのコメント付きで(笑)
もちろんコースは前回私が歩いたストイックなものでは有りません。定番の「上日川峠〜雷岩〜大菩薩峠〜上日川峠」の周回コースです。
(私の前回登山記録は☟)
直前の天気予報は「快晴」!さて、この登山は果たしてどのような結果となったのか!
1. 激混みのアプローチで計画遅延・・
本日はビギナーが参戦する登山とあって、朝から緊張気味です(笑)
しかも、今日の大菩薩嶺は「激混み間違い無し」。なにせ本日は「連休初日」「快晴」「紅葉時期」の三要素が揃ってますからね〜。
新宿に出て早朝の中央本線に乗り、目的地である甲斐大和駅まで行く電車に八王子で乗り換えようとホームに降り立つと、、
「何これ?!」
ホームはハイカーの格好をして電車の入線を待つ人々で溢れかえっています!
電車が入線すると、ハイカーがなだれ込み、車内は平日の通勤列車並みの「立錐の余地無し」な状態。。
ホームで落ち合った若手くんを立たせて、オジサンの私がロングシートに座りましたが、途中で交代します。そしてマドンナとLINEでやりとりすると「1号車までたどり着けません」との返事が。。
ちなみに、八王子駅ホームで、もう一人会社の先輩と遭遇。以前丹沢・檜洞丸山頂でバッタリ遭遇した御仁でした。
曰く「甲斐大和からバスで小屋平に行き、『牛ノ寝通り』経由で小菅村に向かう」とのこと。後でわかったのですが、同じ日、同じ電車に私が愛読するブロガーのOKPさんも牛ノ寝通りを目指して乗っていたみたい!(OKPさんの記事を見て「しまった!牛ノ寝通りに行っときゃ良かった!と思ったのも後の祭り 笑)
それにしても、同じ会社の人間だけで既に4人が甲斐大和を目指していることになります。一体甲斐大和駅ではどれだけの人が降りるのやら。。
ハイカー満載の中央本線列車が7:40に甲斐大和駅に着くと、ハイカーが一斉に改札へ向かって階段を駆け上がっていきます!残念ながら私と若手くんが乗っていた車両は階段の登り口を行き過ぎてしまい、完全に「バス停到達競争」に遅れを取ってしまいました。
だって、見てください、この☟状態ですよ?!
押し合いへし合いしつつなんとか改札を出ると、そこには既に長蛇の列。
沢山のバスがハイカーを詰め込んで出発して行きますが、私達のはるか手前でバスはいなくなりました。係員さんによると、本日の栄交通(甲斐大和〜上日川峠間のバスを運行する会社)の動員バス数は5台とのこと。つまり5台にハイカーを満載してもまだまだ足りないということです。
このようにバス停には沢山の人が並び、更に道を挟んで駅へ向かい、更に向こうまでハイカーのバス待ち列が続いていました。。
その後乗り込んだバスの運転手さんの無線会話によれば、ハイカーを全員上日川峠まで運ぶには、3回のピストンでは足りないらしい。。
実はマドンナは運良く一台目のバスに乗れたらしく、先に上日川峠に到着した後、我々の到着を待っていました。LINEで都度双方の状況を確認して、上日川峠で落ち合うことにしましたが、結局上日川峠で集合したのは登山開始予定の9時から1時間半遅れ。出だしから躓いてしまった格好です。。
2. 登り(上日川峠〜雷岩)
10時過ぎに私と若手くんが上日川峠に到着すると、マドンナが待っていてくれました。そこから身支度して10:30頃にいよいよ登山開始です!
マドンナには「初めはゆっくりで良いですからねー」とお伝えするも、他のハイカーのペースに巻き込まれてかなり飛ばし気味。大丈夫かなー、と思いつつ、しばらくご本人に任せます。
道脇には紅葉がチラホラ。
程なくして福ちゃん荘に到着。ここまでは良いペース。
お二人もまだまだ元気そう。
途中紅葉を写真に収めたりしながら、
カラマツ黄葉の唐松尾根を登っていきます。
徐々に斜度が増していく登山道。マドンナにも少し疲れが見え始めたその時、左手に南アルプスが顔を出します。
甲斐駒ヶ岳はいつもイケメンです。
そして、最後の急登に差し掛かると、マドンナ少し疲れが見えてきました。
いいんですよ、ゆっくりマイペースで。
・・・と言いつつ私は風景写真にいそしみます(笑)
森林を越えると、、
どうですか、この景色!
そりゃ大混雑するのも分かります。こんな景色が2時間も登らずに見えてしまうのですから。
ここで新兵器投入です!
新たに購入した換算18mmの超広角レンズ、果たしてどんな構図になるのかというと、、
大菩薩からの眺望は、やっぱり超広角がイイ!
私の好きな「山並み」側に構図をスライドしたりして。
やはり晴天の大菩薩嶺は期待を裏切らない。
「どうですか、凄いでしょう?!」
「・・・。」
マドンナ、あまり気持ちに余裕が無さそう。。必死に雷岩を目指して登っていきます。
そしてなんとか雷岩に到着!
周辺はハイカーでごった返していました。
3. 雷岩にて
雷岩に着いたら、ご本人に山頂へ向かうかどうか意思確認。眺望ゼロということもあり、山頂はパスすることになりました。
それではと昼食タイム。
本日は私が湯沸かしセットとドリップコーヒーセットを持参しており、お二人にコーヒーを振る舞います。
更に、下りで足が痙攣したりしないよう「塩分チャージ」タブレットを幾つかお裾分け。
更にエネルギー補給用に甘いキャンディーもお裾分け。
昼食と休憩でマドンナもだいぶ回復したみたい。良かった!
そしてここで、登りながらお二人に与えた課題「雷岩の上でポーズ写真」に取り組みます。
お二人の写真は掲載できないので、ここは私の写真のみでご勘弁を(笑)
では課題も片付き時間も押してることですので先に進みましょう!
4. 雷岩〜大菩薩峠
雷岩から大菩薩峠までは、「魅惑の稜線歩き」となります。マドンナはどうも下りは苦ではないらしく、景色を見ながら、そして若手くんと楽しく会話しながらチャキチャキ歩いてます。
前には富士山、
横には南アルプスの峰々。
なんとも素晴らしい尾根歩きです。
そして目の前には「妙見の頭」が。こちらは登らずとも巻道が有るのですが、このピークからの奥多摩・奥秩父の山並みが一望できるので行かない手は有りません。元気な若手くんと二人でささっとピークに向かいます。
そのピークからの眺望がコチラ!
中腹の紅葉が圧巻です!
更に雷岩方面の奥に八ヶ岳もチラリ。
満足して下り、マドンナと合流して更に進みます。
そして無事大菩薩峠に到着です!
5. 下山(大菩薩峠〜上日川峠)
ここで一つ問題が。
スタートが遅れた上に、雷岩での休憩も長めに取ったため、終バスの時間が迫っています。まあこれだけハイカーがいるから下りも臨時にバスが出るでしょう、とは思いつつ、帰りに天目山温泉でマドンナに汗を流してもらいたいこともあって、ここからは少々ペースを上げます。
そして無事下山!
下山した先には、またもやバスを待つハイカーの列が出来上がっており、2台目のバスで天目山温泉に向かったのでした。
6. 反省会
天目山温泉で温泉に浸かって汗を洗い流した後、お疲れの乾杯!
今回の登山の反省会と称しつつ、職場ネタで話が盛り上がりつつお開きとなったのでした!
そして天目山温泉19:47発の臨時最終バスに乗り甲斐大和駅に到着、ここで次の山へ向かう私とお二人は別れてそれぞれ中央本線に揺られたのでした。。
7. 終わりに
今回は登山ビギナーのマドンナをお連れして、「大混雑&絶景」の大菩薩嶺ハイクは、なんとか無事にミッション完了することができました!
反省会でマドンナから次の登山への意欲も聞けたので、今回の登山は「成功」としておきましょう(笑)
最後までご覧頂きありがとうございました!
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