山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

セントラルパークで出会った野鳥達。~初春の再会と新たな出会い~

こんにちは、GreenFielderです!

今回は短期集中出張で平日には時間が余り無いのですが、NY到着当日の日曜日の午後に、ホテルチェックイン後すぐに地下鉄に乗ってセントラルパークへ行ってきました!

前回(1月)訪問時でも出会った鳥達と併せて、今回初対面の鳥達も!

出張先でLightroom現像ができないので画質はイマイチですが、できるだけホットな情報ということでお届けします!

(帰国後にあらためてLightroom現像した写真に差し替えて記事更新するかもしれません)

 

1. 前回も出会った「お馴染み」の鳥達

まずパーク入口から近くをウロウロしてくれたのがコマツグミ。目の前まで近寄っても動じず土の中の餌探しに夢中。公園のあちらこちらで歩き回ってました。

コマツグミ

すぐ近くにはホシムクドリ。こちらも餌探しに余念が有りません。やっぱり街中で残飯をあさっているより絵になります。

ホシムクドリ

そして、スズメ系。私の好みはノドジロシトド

ノドジロシトド、かな?

ノドジロシトド

そして、ショウジョウコウカンチョウ、すなわちカージナルです。どの鳥にも言えますが、なんとなく人間への警戒感が前回より薄い感じ?とても近くに寄ってきます。

カージナルくん

カージナルちゃん

こちらは私のお気に入り、セジロコゲラ。今回はオス・メスが仲良く(?)フィーダーでお食事中でした。

セジロコゲラくん

セジロコゲラちゃん

カップルでお食事?

これまたお気に入りのエボシガラ。なんとなく前回より痩せた?

エボシガラ

こちらはオウゴンヒワ。前回より黄色が鮮やかなような?この鳥は繁殖期になるともっと鮮やかな黄色になるようなので、初夏の頃にまたオウゴンヒワを見たいなぁ。

オウゴンヒワ、春バージョン?!

こちら日本でもおなじみのコガラアメリカ亜種。でも見た目は全く同じです。今回の写真はつぶらな瞳もしっかり見えますね。可愛い!

アメリカコガラ

ニューヨークではお馴染みのブルージェイ。しかし、こうやってみると同じ「カケス」という名前ながら、日本のカケスとはだいぶ違いますね。。

ブルージェイ(アオカケス)

ちなみにこちらが日本のカケス。

奥多摩のカケス

そしてシマセゲラ。今回はちょっと遠目でしか撮影できず。

シマセゲラ

 

2. 今回初お目見えの鳥達

そして、前回お目に掛かれなかった鳥達にも出会えたので、こちらを中心にご紹介!

 

アメリカヤマシギ

この鳥との出会いは強烈でした。

セントラルパークの小径を歩いて、主に木の上を見回して鳥達がいないか探していました。そんな中、ふと地上に目を落としたら、なんか不思議な生き物がいる!!

何??

小径から1mも離れていない落ち葉に同化してジーっとしていましたが、その特異な背毛の模様、嘴、眼があまりに強烈で、ある種の恐怖を感じました。

「これって生き物?鳥??何???怖っ!!!」

正面からも後ろからも眺めましたが、あまりに特異な姿で鳥に見えない。。

なんか怖い。。

私が周辺をウロウロして観察している間、動いていたのは瞼のみ。そして小径を歩いている他の人々の目には止まらなかったようで、私がウロウロしているのを怪訝そうに見ながら通り過ぎていきました。

その時はそっとその場を離れて、後でネットで調べたら、これはアメリカヤマシギという鳥でした。夏はカナダ、冬はメキシコにいる渡り鳥で、初春に経由地としてニューヨークにも滞在する鳥だそう。つまり、私はちょうど彼らとニューヨークで「出くわした」ということです。ラッキー!

ネット情報で、ブライアントパークの人気者だというのを見て、平日の昼休みに行ってみましたが、ブライアントパークが大工事中で発見できませんでした。。

(参照したネット記事はこちら↓)

アメリカヤマシギ 楽しいノリノリでダンスを踊り歩く鳥【動画必見】American Woodcock - Petite New York

 

ハイタカ

セントラルパーク内にあるフィーダーの付近に歩いてきましたが、何故か小鳥たちがおらずひっそりしています。そして、すぐ近くには木の上の方に双眼鏡を向ける女性がいます。その方向を見ると、猛禽類と思われる大型の鳥が枝に止まっていました。

なんだか寂しげな眼差し。。

でもなんだかエレガント。

なんだかエレガントな佇まい。後から調べたらハイタカ系の鳥かな?地元の人は"Hawk"と呼んでました。長い時間じっと枝に止まっていて周囲を睥睨していましたが、この子がいる限り、小鳥達はフィーダーには近づけないですね。。

 

③ハシボソキツツキ(Northern Flicker

前回鳥達がとっても近寄ってきてくれた、私の中での「とっておきの小径」を歩いたら、ここでも新しい出会いが!

こちらキツツキの仲間で「ハシボソキツツキ」というみたい。後頭部のY字の赤い模様とほっぺの黒い模様が面白い!

ほっぺの黒が印象的。

私には目もくれず、ひたすら枝を突いて餌を探していました。以前鳥の瞼や瞬膜について書きましたが、キツツキ類は木を突く時に瞬膜が閉じて眼球を保護しているそうです。今回しっかり写真でそれが分かりました。

枝の中に餌の予感・・

枝を突くときは瞬膜を閉じてっと。

虫をほじくり出す!


ということで、到着初日の隙間時間で良い出会いが有りました!

本当はもっとセントラルパークに通いたいところですが、今回の出張ではこれが最初で最後の機会になりそうです。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!