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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

【英語雑記】続・英語能力を高めるために必要なこと。

こんにちは、GreenFielderです!

前回、英語能力向上に必要なこと、として、以下の5点を挙げ、3つめまでの解説をしました。

  1. 公立中高で学ぶ文法をしっかり勉強する
  2. ひたすら英文のニュース記事を読む
  3. できれば読んだニュース記事を自分で英語要約してみる
  4. 英語圏の映画を英語キャプションで観る
  5. ネイティブの友人を作って会話する

onedayhike.hatenablog.com

今回は最後の2つについて解説します!

 

【4. 英語圏の映画を英語キャプションで観る】

こちらはリスニングとスピーキングの能力向上のための「すべきこと」になります。

私が記載する方法は少々古いやり方です。私はあまりテレビを見ないのと、映画サブスクのサービス内容などがよく分からないのですが、おそらく映画サブスク・サービスとかでも同じ事ができるのではないかと想像します。

まず、自分の好きな英語圏の映画(ハリウッドのでも、イギリスのでも、オーストラリアのでも、英語セリフの映画なら何でも結構です!)を選び、英語字幕が出せるDVD・BlueRayを買います。

家に帰ってプレーヤーで再生する際に、「英語字幕」を表示して鑑賞します。

まずは一回通して見てみます。その中で何を言っているか聞き取れなかったところ、あるいは(ここ大事なんですが)自分の耳に「かっこよく聞こえたセリフ」のところを何度も見直してみます。

ネイティブ英語では、沢山の単語が繋がって話されるので、区切れが分からず、そのために単語にばらして聞くことが出来ないので最初は何を言っているのか全く分かりません。でも、英語字幕と並べて聞くことで、「あ、この単語を繋げていってこういう風に聞こえるんだ」ということが分かってきます。

例えば、前回出した仮定法過去分詞での表現、"should have been wonderful"(「きっとすばらしかったはずだ」みたいな和訳になるのかな?)。

このようなセリフがあった場合、実際のセリフで「シュッド・ハブ・ビーン・ワンダフル」なんて言いません。強いてカタカナ的に書くと「シュルヴィン・ワンダフォ」に近い言い回しになるはずです。

慣れないと、一度聞いただけでは聞き取れません。でも、慣れるとこの「シュルヴィン」="should have been"というのを耳が覚えて勝手に変換して脳に和訳を伝達してくれるようになります(・・という感覚になれます)。

次にスピーキング力向上の方法です。

何度も同じ箇所を見直す際に、正確にはどういう英語なのか、そしてそれが実際のネイティブの発音だとどうなるのか、「読み」「覚えて」「自分の口で真似て言ってみる」を何度か繰り返して、耳と口でそのセリフごと覚えてしまうのです。

ちなみに、私が言う「かっこよく聞こえたセリフ」とは、「自分がそれを日常会話で使えたらネイティブっぽくてかっこよく聞こえそうだなぁ」と思うセリフです。覚えたセリフを実際の会話の中で使ってみて、ネイティブがそのセリフを違和感なく受け入れて普通に反応してくれると、「お、通じた!」と嬉しくなります。

そうやって、気に入ったフレーズを覚えて、それを実際に使ってみて、うまく通じたらそれを自分のその後の英会話の「使える表現リスト」にストックする、そんなことを繰り返して行くうちに、「どのシチュエーションでどのストック表現を使うか」もなんとなく自然に分かってくるようになると思います。

ちなみに、どんな映画を使ってやってみても大丈夫です。というか、ジャンルは何でも良いので好きな英語で試してみてください。絶対そのほうが捗ります 笑

私の場合、この方法は英語力向上を目的としてやり始めたのではなく、大のお気に入りだった映画のセリフを覚えたくて始めた方法です。その映画とは"APOLLO 13"です!

この映画はDVDを買って、それこそ20回以上見てます。そして、何度見ても最後の"Houston, this is Oddesy. Good to see you again!"のシーンでは涙してしまいます 笑

また、私の好きな俳優が勢揃いの"Ocean's"シリーズもDVDが擦り切れるくらい見ました(DVDは擦り切れませんが・・)。

これらの映画を通じて、私は沢山の「英語の言い回し」を学ばせてもらいました。「好きこそ物の上手なれ」、ですね。

 

【5. ネイティブの友人を作って会話する】

そして、最後の項目・・・なんですが、あらためて考えてみると、普通に日本で生活している人が、突然ネイティブのお友達を作るって言うのは非現実的ですね。。

私が言いたかったのは、「とにかくネイティブと会話できる機会を増やすべき」ということです。

例えば週1回の1~2時間、どこかの英会話学校に通ってネイティブとの会話をする、という程度ではなかなか英会話に慣れていかないと思うんです。例えば1ヶ月くらいの期間でも、どっぷりネイティブとの英会話に浸る(独り言以外に日本語会話もしないくらい)環境がないと、芳しい英会話力の向上は期待できません。

ちょうど昨日、「アナザー・スカイ」という番組に、俳優の大谷亮平さんが出ていました。私も知らなかったのですが、彼はモデル・俳優としていきなり韓国に渡り、そこで12年間も韓国ドラマに出演していたそうです。最初は当然韓国語を全くしゃべれず、最初は韓国語学校に通ったそうですが、性に合わずやめて、以後は飲み屋に繰り出してはそこで出来た飲み友達と会話をすることで韓国語が一気に上達したそうです。彼曰く、「アルコールが入ることで、シラフなら『俺下手だから通じなかったらどうしよう・・・』としゃべるのを躊躇してしまうことも、酔った勢いで話すことができたのが良かった」と言ってました。

もし、大谷さんのようなことが出来る勇気のある方、是非都内のスポーツ・バーなどに繰り出して、外人さん達に話しかけてみてください!

それが難しいようでしたら、やはり多少費用は掛かるものの、英会話学校での英会話の頻度を上げるようにしなければなりません。最近は、オンラインで登録したネイティブ・スピーカーと会話できるような格安サービスもあるようで、そちらはフィリピン等のアジア系のスピーカーが多いようですが、英会話初級者にはその方が始めやすいかも知れませんので、検討してみるのも良いと思います。

 

こうやって書いていくと、つくづく自分は英語力向上、という点においては運が良かったな、と思います。アメリカでの計8年間のプロジェクト勤務は、否応無しに英語の世界に巻き込まれ、その中でも与えられた業務タスクを果たすためには相手に伝えたいことを伝え、反論すべきは反論し、説得すべきは説得する必要がありました。そういう「英語マスト」の環境に長期間(しかも会社の負担で)居ることができるというのは、きっと英語ネイティブとの会話時間をなかなか取れない皆さんにとってはうらやましいことなんだろうな、と今になって思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!