こんにちは、GreenFielderです!
「雨の日は 写真が映えない 嗚呼困る」
写真がご趣味の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、そのような皆様が、休日の朝に家の窓から雨降る景色を見た時、どう思われますか?
きっと感想は以下の二つに分かれます。
①「なんだ、雨か〜。。カメラも濡れるし、足元は浸水するし、光が少なくて写真が映えないし、今日は家の中で大人しくしようかな。。」
②「お、久し振りにイイ雨キテるねーっ!こりゃあ絶好の写真日和だゼ!!早く家を出なきゃ!」
かくいう私は、当初は①派だったのですが、最近は②にも浮気しております(笑)
雨の何が良いって、そりゃあ格好の「鏡」がそこらじゅうに出来上がるからですよ!
最近インスタ・サーフィンしてると、この「リフレクション」を上手く使った写真をよく見かけます。
山の写真でも、「八方池からの白馬三山リフレクション」「天狗池からの槍ヶ岳リフレクション」「ひょうたん池からの那須岳(茶臼岳)リフレクション」などなど、有名なリフレクション・スポットが沢山有ります。
私のデータベースにも「山リフレ」を狙った過去ショットが幾つかあったのでご紹介しちゃいます。
・・・と、データを見てたら、他にも沢山「リフレ写真が有りました(笑)
リフレクションの何が良いって、美しい「シンメトリー構図」の写真が簡単にできてしまうからです!そして、雨の日は池や沼に行かなくても、そこらじゅうにリフレ・スポットができちゃうのです!
東京都内であれば、リフレクション撮るならやっぱり夜景!となりますが、週末に訪れたのはまだ日の高い真昼間でした。そもそも夜に出動することができない事情があったのと、雨が朝に止んでしまって、夜まで待ってたら水が引いてしまう、という状況も有り、「いずれ夜に撮影する際のロケハン」という体で行ってまいりました。
被写体は「ザ・トーキョー」。
写真を見て一目で東京と分かる被写体をリフレクションで撮影する、名付けて「リフレクション・オブ・ザ・トーキョー」。
どうです?タイトルは良さげでは有りませんか?!
では、どんな写真が撮れたのか、「タイトル負け」にならないような写真をご紹介できるのか?!果たして・・・
1. 浅草寺
さて、まずやってきたのは浅草。そう、東京観光といえば真っ先に思い浮かぶ「ベタな」観光名所です(笑)
そして、私はその観光名所ぶりを舐めてました。。地下鉄浅草駅を降りるなり大量の観光客が電車を降り、浅草寺方面の階段を駆け上がっていきます。
そして、雷門の前はすごい人だかり。。
仲見世もこんなに人だらけ!!
仲見世を歩くのは諦め、脇の道から浅草寺を目指します。さて、水溜りは残っているか?!
・・・カラリとしてますね。。
まあ個人的には☝️の写真は気に入ってますけれどね。何でかって?そりゃあ聞くのが野暮ってもんでしょ(笑)
カラカラの地面に打ちひしがれつつ、ようやく見つけた水溜りは五重塔がリフレクションしてました。では一つ撮ってみましょう。
・・・なんだか面白い写真になりましたね(笑)
地面に向かって夢中でカメラを向けている変なオッサンなど「どこ吹く風」で颯爽とチャリで通り過ぎていったおじいちゃんが絶妙なタイミングでフレームイン!
ある意味奇跡的な「名作」?!
それにしてもあまりに人が多いので浅草寺を退散します。。
次に目指すは☟です。
2. 隅田川
東京スカイツリーに向かうには、途中隅田川を渡る必要が有ります。隅田川に架かる橋も、「ザ・トーキョー」ですよね!
その「ザ・トーキョー」の一つ、吾妻橋も写真に収めておく。ちゃんとウンコビルアサヒグループ本社ビルもフレームに入れて。
*後でちゃんと調べたら、この金のオブジェが乗っかっている建物は本社ビルではなく、その隣にある金色のビルが本社ビルでした。
しばらく上流側に歩くと、隅田川の向こうにいい感じで東京スカイツリーが見えたのでパチリ。
続いて「すみだリバーウォーク」なる歩行専用の橋が有りました。
隅田川を渡る途中でフォトスポットを期待しましたが、特にこれといった景観は無し(笑)
でも橋を渡ったら、東武線の電車とスカイツリーのコラボ写真が撮れました!
そこから更に少し歩くと、運河のような箇所が有りました。ここで運河からのスカイツリー・リフレが撮れるのでは?!と思ってましたが、スカイツリーに近付き過ぎてました。本体とリフレクションがフレームに収まらない。。
これ、私のレンズの広角側は換算28mmなんですけど、例えば18mmとかならフレームに収まるんでしょうかねぇ。
しょうがないから再び東武線特急とのコラボ写真をば。
3. 東京スカイツリー
既に近付き過ぎてしまったスカイツリーですが、一応直下まで行き、
そこからは「タワービュー通り」を錦糸町方面に南下します。
タワービュー通りとは読んで字の如く、東京スカイツリーを正面に見ながら歩ける通りです。
それにしても水溜まりが有りません。。
あっても小さくて浅くて、あまり「リフレクション写真」に実用的(?)ではないかも?!
とりあえずスカイツリーのリフレクションを撮らねば!と撮影したのがこちら☟
マンホールの濃い色の所にスカイツリーのトップを写し込んでみました。そして、お気付きかと思いますが、今回撮影したリフレ写真は180度回転させて掲載してます。本当は逆さまになるはずですからね。
ちなみにこの時向こうから歩いてきた若者にガン見されました(苦笑)そりゃあ地面に向かって必死にカメラ構えるオッサンは奇異に映るでしょうよ。
少しずつタワービュー通りを錦糸町駅に向かって歩きつつ、スカイツリーの全容が入るような水溜りはないかと探しましたが、残念ながら水溜り自体が殆どない。。
そして、離れても離れても小さくなってくれないスカイツリー(笑)
本当はタワービュー通りを圧縮した構図にしたかったのですが、圧縮するには全然距離が足りず。。
赤い車と撮ってみたり、
ちょっと上から撮ってみたり、
でもパッとしない写真で終始。ま、今日はあくまでロケハンということで(負け惜しみ)
で、結局スカイツリーのリフレ写真は、先程の写真と☟の写真のみ。
ちなみに、これから「水溜りリフレクション」写真を撮りたい皆さん、こういう写真を撮る際はマニュアル・フォーカスがお勧めです。
カメラにもよるかもですが、私のOMD EM5 Mk.IIIは、水溜りの底と反射したオブジェとどちらにピントを合わせたら良いかだいぶ迷います。そして時には投げやりにどちらにもピントを合わせずどっかへ行っちゃったりします(笑)
よって「飛んでいく鳥をリフレクションで撮る」みたいなケースでない限りはマニュアル・フォーカスがオススメです!
それにしても、最近は本当に街中の水溜りが減りましたねー。舗装道路の排水技術が進化したおかげで、雨が降ってもすぐに道路から水が引くのは良いことなのですが、「水溜りリフレ写真」を狙う場合は強敵となります(笑)
でも、リフレクションするものならなんでもツールとして使えます。身近な例で行けばスマホ画面(以下☟作例)。
意外なものでリフレ写真が撮れると楽しいと思うので、皆さんもリフレ写真に挑戦してみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました!
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