山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

帰国前にニューヨークの夜景を堪能。

こんにちは、GreenFielderです!

私、3週間のNY出張から帰ってきました!

出張中、仕事の方は中々苦労しましたが、週末は野鳥達と戯れることができて、充実していたと思います。

日曜日の夜に羽田着、帰宅後荷物の片付けやらなんやらやっていたら、深夜を過ぎて普通に眠くなり、今朝も普通に起きました。

やはり太陽の動きに合わせて移動する西廻りの方が時差ボケになりにくいのかな?

あ、ちなみに、帰りの機内でもまた「フリー・ソロ」と「フローズン・プラネット」を見てしまいました 笑

フリー・ソロでは何度見ても最後のエル・キャピタンの登攀は手に汗握る!そして、フローズン・プラネットでは、局地の生態系が温暖化で激変している姿に考えさせられました。この二つの映像作品は引き続きオススメです。

行きの機内で見た時の話はこちらの記事↓

onedayhike.hatenablog.com

 

さて、タイトルの「ニューヨーク夜景」の話です。

帰国前日の夜は、折角なのでニューヨークの夜景を見に行ってきました。

場所はハドソン川の対岸にある「ハミルトン・パーク」という公園です。この公園は、対岸のマンハッタンの高層ビル側の夜景が一望できるとネット上でも紹介されており、何よりマンハッタン内の高層ビルにある展望台と違って「交通費以外はコストが掛からない」ところも魅力的 笑

最終日に泊まったホテルがポート・オーソリティ・バスターミナル(PABT)の脇にあったこともあり、バスで片道30分と掛かりませんでした。

しかし、この目的地へ到達するのには2つの関門が有りました。一つは「近くに同名の公園があること」もう一つは「バスの係員が信頼置けないこと」です。

実はニュージャージー側には二つのハミルトン・パークが有ります。正しい方は、PABTからリンカーン・トンネルでハドソン川をくぐってから少し北に走って3つ目くらいのバス停なのですが、もう一つはトンネルを出てから反対の南の内陸方向に走った先にあります。こちらはマンハッタンの夜景は全く見えません 笑

私も最初「ハミルトン・パーク」「ニュージャージー」でググったら、間違った方が出てきました。そして、意外と正確な「行き方」を説明してくれているネット情報も少なく、あれこれ調べて漸く以下のブログに行き当たり、正しい方への行き方に確信が持てました。

yakei.jp

さて、まだ関門は有ります。

いざバスに乗ろうとこの路線のバスのチケット・カウンターに行き、「ハミルトン・パークまでの往復チケットを買いたい」と言ったら、「それがどこにあってどの路線に乗るべきか分からないのでインフォメーションで聞いてくれ」と言われました。

本の窓口対応の品質など鼻から求めていないのですが(笑)流石にハミルトン・パークは観光客の行き先としてそれなりに名前が知れていると思っていたので面食らいました。じゃあインフォメーションに行ってやろうじゃないの!

果たして、インフォメーションの窓口には人の良さそうな青年がいました。「ハミルトン・パークまで行くにはどの路線に乗れば良いの?」と聞くと、少し調べて「126番だね。そのバスなら203番乗り場からもうすぐ出るよ」とにこやかに答えてくれました。私は「有難う!」とにこやかに応じて、しかしいつもの「バック・チェック」をする為、その路線番号の時刻表の紙をしれっと棚から取り、インフォメーションを出てから確認してみました。すると、何とそのルートは「間違った方のハミルトン・パーク」に行く路線だったのです 笑

私はあらためて、インフォメーションに置いてあった他の路線の時刻表を見て、正しいバス路線が128, 165, 166, 168であることを確認、バスチケットは128番の往復を購入して、128番路線の乗り場である212番ゲートに行きました。

そう、数字だらけで分かりにくいのです。。せめて乗り場番号は路線番号で示してほしい(笑)日本でも、大きな駅のバス停だと、「〇〇番路線のバスはXX番乗り場」となってますが、流石に3桁番号では無いですよね?

このアクセスの難解さが、折角の夜景の名所、ハミルトン・パークがマイナーに甘んじている原因じゃないかな、と思います。

なんとか無事にバスに乗り込み、10分ほどでハミルトン・パーク最寄りのバス停に到着!崖の上の閑静な住宅街に面した小綺麗な公園で、早速マンハッタンのビル群がハドソン川の対岸に並び立っていました。

公園は崖の上にあり、対岸のマンハッタンを一望。

ハドソン川を挟んで手前がニュージャージー、向こうがマンハッタン。

夕陽を浴びるOne World Trade Centerとハドソン河口。

日が沈んだ頃から空が完全に暗くなるまで、じっくりマンハッタンの夜景を堪能します。

対岸正面のビル群。

ハドソン・ヤーズのビル群の照明がハドソン川を照らす。

ミッドタウンからダウンタウンまでが一望。

エンパイヤ・ステートビルも。

ニュージャージー側の通りを見下ろす。

十分堪能しました!では、ホテルへ戻るとしましょう。
帰りはニューヨーク側へ戻るバスをつかまえます。つかまえるには、行き先に「ニューヨーク」と表示しているバスを見つけて手を挙げます。そしてまた15分程度でPABTに到着!ホテルまではものの3分です。
そして実はこのホテル36階建てなのですが、何と私には35階の部屋が割り当てられました。階段を使えばすぐに屋上ですから、行ってみない手は有りません。そして屋上からは素敵な夜景を見ることが出来ました!

ホテル屋上からはダウンタウン方向を望む。左端の奥にOne World Trade Centerが。

高層ビル群と月。

またまたエンパイヤ・ステートビル。

ハミルトン・パークからの夜景に劣らぬ素晴らしい景色を(しかもコスト掛からず)楽しむことができました!

この夜見た景色を出張での苦労へのご褒美としてありがたく胸に刻んで帰国の途についたのでした!

皆さんも、もしニューヨークに行く機会がありましたら、有名夜景スポットだけでなく、「自分だけの夜景スポット」を見つけてみてはいかがですか?

 

最後までご覧頂きありがとうございました!