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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

80km完走・・・ならず。。。 ~Bull Run Run 50 Miler~

こんにちは、GreenFielderです!
今回は、先日4月4日(土)に参加した「Bull Run Run 50 Miler」(BRR50M)というトレイルランニングレースの顛末を綴ります。

大会ロゴ

過去に何度か試走の記事を書きましたが、今回は本番です!

onedayhike.hatenablog.com

onedayhike.hatenablog.com

onedayhike.hatenablog.com

それでは、本番レースについて詳しく見ていきましょう。
(嗚呼、クヤシー!)

 

【レース概要:Bull Run Run 50 Miler】

このBRR50Mは、その名の通り距離が50マイル、つまり約80kmのトレイルランニングレースです。
総獲得標高は5280フィート(約1600メートル)と、50マイルのレースとしては比較的緩やかな部類に入りますね。

コースは、Hemlock Regional Parkがスタート・ゴール地点となっています。
最初は北西へ向かう往復約30kmの「North Bound」コースを走り、一度スタート地点に戻ってきます。その後、南東へ向かう往復約50kmの「South Bound」コースを走破し、再びスタート地点に戻ればゴール!という構成です。

North Boundは起伏が少なく、川沿いを走るトレイルがメイン。特に北西の端の方まで行くと、青くて可愛らしい「ブルーベル」という花がトレイルの両脇に咲き誇る美しい区間があるんです!ちょうどこのレースの時期がブルーベルの見頃と重なるんです。

Blue Bell咲くトレイル

Blue Bell

一方、South BoundはNorth Boundよりも距離が長く、起伏も多いのが特徴。後半になるにつれて、かなり苦しくなってくるレースとなっています。
ゴール関門は13時間、途中にもいくつか関門が設けられています。

【当日のコンディションとリザルト】

レース当日の土曜日は、午前中は非常に過ごしやすい穏やかな気候で、気持ちよく走れるコンディションでした。でも、昼頃から午後にかけて気温が急上昇!この時期にしては異例の暑さで、最高気温はなんと摂氏30℃を超えていたようです・・・!

この過酷なコンディションが影響したのか、今回のレースは192人の出走者に対し、完走者は88人。完走率は46%と、過去10年で最低の完走率だったとのことです。

そして、私の結果はというと・・・残念ながら、途中関門でタイムアウトとなり、DNF(Did Not Finish)、完走ならずという結果に終わってしまいました。。。「関門アウト」というと「時間が足りなかった」と聞こえますが、私の正直な気持ちとしては「80kmを走り切る精神力が足りなかった」というのが本音です。

ではここからはレースを振り返ります。

 

【スタート!】

朝5:45、レース会場に到着。ボランティアの方が車を駐車スペースに誘導してくれます。駐車場から受付まで約300mくらいを歩きます。

受付でゼッケン(Bib)と参加賞のTシャツを受け取りますが、Tシャツを車に置いてくるのが面倒なので、折りたたんでトレランザックに押し込みます。

Bib #76

参加賞Tシャツ

6時過ぎ頃からスタート地点にはランナーが集まり始めます。

スタート地点

そして、スタート5分前にレースディレクターのLaurenさんが挨拶と簡単なコース説明をしたら、いよいよカウントダウン!

 

ちなみにこのLaurenさん、3/27のVHTRC Facebookグループに「200マイルレース無事完走!」との記事が・・・

200マイル!320kmですよ?!

ちなみに彼女が完走したこのレース「ゴール関門は寛大な96時間」と謳っています(笑えない)

あ、ちょっと脱線しますが、アメリカでは100マイルレースに飽き足らない「変態さん」たち(良い意味で)が、200マイルレースに参加するようになってきているらしいです。

この200マイルレースを1年間に3レース完走した初の日本人女性がいます。村井絢子さん、もう尊敬の念しかありません。是非コチラ☟の記事をお読みください。

fem.and-flow.jp

 

さて、カウントダウンでランナーの興奮が最高潮に達したところでスタート!みんな思い思いのペースで「己との闘い」開始です。

streamable.com

 

【レース中の葛藤と反省】

North Boundの往復(最初の30km)は、約3.5時間と比較的順調なペースで、このままいけるかな、という手応えを感じていました。

川を渡るランナー達

トレイルを行く

まだ調子の良い前半
(Photo by Kirk Masterson)

 

しかし、50kmを過ぎたあたりから、強烈な日差しと気温上昇の影響で急激に疲労が押し寄せ、体は熱く、頭も朦朧としてくるように・・・。
そこからは歩く区間がどんどん長くなり、最後は平地や下りでも走れなくなってしまいました。

まだカメラにポーズする余裕があった頃・・・
(photo by Peter Flint)

エイドステーションでは、氷をもらって帽子に入れて頭を冷やしたり、氷水で冷やしたタオルを首に当ててもらったりと、本当に助けられました。氷があるうちは頭がシャキンと冴えて、また走れるようになるのですが、氷が溶けて次のエイドまで距離があると、また体がグダっとなってしまう、そんな繰り返しでした。

これは言い訳でしかありません。同じ条件下で走っていた他のランナーさんの中には、私を追い抜いていく人も何人もいました。きっと皆、同じくらい辛い状況だったはずです。それでも走り続けている人がいる。つまり、完走するんだという強い意志があれば、きっと走り切れたはずなんです。

女性ランナーに抜かれるの図・・・
(photo by Peter Flint)

50km過ぎから苦しくなったものの、そこを何とか乗り越えていれば、残り時間を考えても完走は可能だったはず。DNFを宣告され、スタート地点に戻った時には気温も落ち着き、まだ走れるくらいの力が残っていると感じました。一番辛い時に自分を甘やかしてしまった、関門アウトでもいいという心のどこかに思いがあったのだろうと考えると、まだまだ自分は弱いなと痛感しています。体力面や暑さ対策ももちろん必要ですが、まずは精神力が足りない!と強く思いました。

 

【感謝と学び】

過酷な条件の中での大会でしたが、エイドの皆さんのサポートには本当に感謝しかありません!どこのエイドでも親切に飲み物をフラスクに入れてくれたり、冷やしたタオルを当ててくれたり、氷をくれたり・・・。へばっている時に座り込んでいたら「助けてあげようか?」と声をかけてくれたり、関門アウトの時でさえ、まるでゴールしたかのような大きな声援を送ってくれました。

エイドステーション

 

ほとんどの方がボランティアで活動されているんですよね。自分がこれほどお世話になった経験があると、いつか恩返しをしたいという気持ちが募ります。近い将来、おそらく日本に帰ってきてからになると思いますが、どこかのトレイルランニング大会でボランティアとして選手や大会をサポートしたいと強く思いました。

また、関門アウトになった際、スタッフの方に「こんなに暑くなるとは想定外だ」とボソッと言ったら、「天気予報で分かってたでしょ!」と返されました(笑)。その通り!想定外というのは言い訳ですよね。対策は難しくても、想定はできていたはず。この経験を次に活かさねば!

DNFランナーを迎え入れるボランティア

そして、DNFになった選手たちにスタッフの方がかけていた「Today is not your day」(今日はあなたの日じゃなかったんだよ)という言葉や、一緒にDNFになったランナーさんが「でも良いトレーニングランだったよ」とこともなげに言っていたのが印象的でした。こういう開き直った気持ちも、ある意味大切なのかもしれませんね。

レース結果の軌跡
(🟢がスタート地点、⚫️がDNF地点)

 

【次のレースへ向けて】

今回は残念な結果に終わってしまいましたが、実は2週間後に次のレースが控えています。今度はトレイルランニングではなく、フルマラソン「Blue Ridge Marathon」にエントリーしています。この大会はバージニア州のRoanokeという町で開催されるのですが、この町はBlue Ridge Mountainsの麓に位置しており、その山域名を冠した大会です。

距離はフルマラソンなので42.195km(26.2マイル)ですが、なんと総獲得標高は7430フィート(約2200メートル)!これはトレイルランニングよりもキツくない?!というレベル。。。さらに厳しいのが、ゴール関門が7.5時間、そして35km地点の関門が6時間という設定・・・これ、正直相当厳しいと思っています。

もう2週間しかないので出来ることは限られていますが、次の週末の真昼間に傾斜のきついトレイルを20kmほど走る、といった暑さ対策と脚作りで少しだけでも良い結果につながる努力をしたいと思います。あとは当日、とにかく走り続ける気力をどこまで持てるか。


補給食や水分も、今回の経験を活かして多めに持っていくなど、トレイルランニングと同じくらいの装備が必要だと考えています。

このBlue Ridge Marathonも完走できるか怪しいですが、できるところまでは走り切りたいと思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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