こんにちは、GreenFielderです!
今回は、知っている人は知っている、でも知らない人は全く知らないニューヨーク・ニュージャージー地区で活躍する日本の車両をご紹介したいと思います!
1. 川崎車両
おそらく皆さんも「ニューヨーク地下鉄」という名前はどこかで目にしたことがあると思います。世界でも屈指の地下鉄網です。
そのニューヨーク地下鉄に車両を供給しているのが、川崎重工から事業会社かされた、「川崎車両」です!正確に言うと、この川崎車両の米国法人である「Kawasaki Rail Car」という会社が供給しています。
川崎車両が初めてニューヨーク地下鉄から車両の発注を受けたのは1982年に遡りますが、以来かなりの車両数を納入していて、最近では2018年と2022年に、合わせて1,175両(受注額は32百万㌦、130円換算すると4千億円超!!)を受注しています!
・・・というようなことが、川崎車両のプレスリリース(↓)に書いてあります(笑)
また、川崎車両は別の公社である"Port Authority"が運営する「パストレイン」(Port Authority Trans-Hudson : PATH)にも車両を納入しています。
そして今回私は休日にこのパストレインに乗ってきました!
別に「乗り鉄」なわけではなく、これがNewark駅からマンハッタンに渡る一番安い(片道$2.75)交通手段だったからです。
そして、車両にはこのような社名入り銘板が貼ってありました!
2. 近畿車輛
川崎車両がニューヨーク地下鉄に車両を納入していることは、知っている人は知っていますが、近畿車輛製の車両もこのニューヨーク地区で走っている、というのは余り知られていないのではないでしょうか。
近畿車輛が納めた車両は、ニュージャージー・トランジット(NJ Transit)が運営する路面電車路線、ハドソン・バーゲン・ライトレール(Hudson-Bergen Light Rail)向けです。
パストレインに乗った日に、こちらにも合わせて乗ってきました!
車両の中には、こちらも社名の入った銘板が!
こうやって、世界有数の大都市を走る列車が日本製だったりすると、なんだか嬉しくなりますよね!皆さんも、もしニューヨークへ旅行・出張する機会がありましたら、是非電車に乗って車両の銘板を見てみてください!
もちろん日本製ではない車両が多いですが、もし日本製車両に乗り合わせることができたアナタ、ラッキーなことがあるかもしれませんよ!
3. 番外編
さて、最後は全く鉄道車両とは関係の無い話です。
私が宿泊しているホテルには、空港までの無料シャトルバスが有ります(もちろん運転手さんへのチップは払います)。運転手さんは時間帯や日により変わりますが、中でもとても親切な運転手さんがいました。その人が運転しているときに何気なく車内に流れる音楽を聞いたら・・・
「なんかハマショーじゃね?!」
そう、その運転手さんはたまに日本の曲(それも古いやつ)を流していたんです!
次にその運転手さんが運転するシャトルバスに乗った時、今度はなんと、本田美奈子の「テンプテーション」が流れているではありませんか!
懐かしぃ~!!
こうやって、日本の楽曲がアメリカでも親しまれている、っていうのは嬉しくなっちゃいます。ましてや、それを聞いている運転手さんが「いい人」だったのがなお嬉しい!
いろんなところで、いろんな"Made in Japan"が活躍してくれることを祈ります。
最後までご覧頂きありがとうございました!