こんにちは、GreenFielderです!
皆さん、ペルセウス座流星群って知ってますか?毎年8月にやってくるイベントで、ちょうどこの月に流星の極大期を迎え、北の空を見上げていると、数多くの流星が見られる、ということで、天文ファンの一大定期イベントになっている、、そうです。
(私も最近知ったクチです 笑)
ということで、是非私も!と思ったのですが、あいにくこの「極大期」の夜は、周辺に薄曇りが掛かる予報。。ただ、極大期の前後数日も十分星は流れるとのことなので、少々早いですが晴れ予報のシェナンドーへ8/9(金)夜に繰り出してまいりました!
果たして、流星は見えたのか?!
1. Mary's Rockにて
以前天の川撮影で味を占めた私は、この日もMary's Rockの頂上で流れ星を眺めてみようと思い、(今回はしっかりザックに装備品を担いで)ナイトハイク実施!
なお、この夜は深夜を過ぎると薄雲が掛かる予報なので、早めに山頂に到達しました。
岩峰の上に立って、早速南の空を撮影すると、しっかり晴れて天の川もバッチリ写ってくれます。
本来の目的はペルセウス座流星群の流れ星を眺めることなのですが、ついついまた天の川写真を撮ってしまう(笑)
雲を挟んでまるで別の世界があるように見える不思議な光景でした。
暫くすると、急に雲が発生し始めました。早々に天の川の一番濃い部分を黒い雲が覆ってしまう。。
なんと気の利かない雲なんでしょう!
それでは、と今度は北の空を撮影することに。そもそもペルセウス座というのは北天の星座なので、最初からこちらにカメラをセットしなければならなかったわけです。こちらも雲はありますが、さほどの雲量ではなく、空の上部は晴れてます。
ここで肉眼で北天の空を見ていて思い出したことがありました。
「北斗七星とカシオペア座で北極星の位置が分かる、ってむかーし理科の教科書に書いてあったなぁ」
そう、ネットで調べても、以下のような記述がありますね。
"北斗七星のひしゃくの先にある2つの星の間隔を、ひしゃくの先端から5倍に延ばした距離にあるのが目的の北極星です。同じように、カシオペア座のWの両端2つずつの星がつくるラインをそれぞれ伸ばし、その交点とWの真ん中にある星との距離を5倍に延長すれば、同じように北極星を探し当てることができるのです"
(引用:北極星の見つけ方 目印は北斗七星やカシオペヤ座? - ウェザーニュース (weathernews.jp))
では実際に北天の空を撮ってみましょう。
まず☟の通り北天の空を撮影します。
これだと星が沢山あり過ぎて北斗七星とカシオペア座の判別が難しいので、☟のように少し画像を暗めに処理します。
ほら、こうすると、左下の北斗七星と右上のカシオペア座がなんとなく見えてきますよね?
そして、この写真に星座と「北極星への引き伸ばし点線」を加えると下のようになります。
・・・北斗七星は確かに「5倍」法則でちょうど北極星位置になるのですが、カシオペア座からだと「4倍」の引き伸ばしで北極星に到達してしまう。。。きっとこれって超広角レンズによる周辺歪曲によるズレなんでしょうね。
いずれにしても、北斗七星は北天ではとても目立つ存在だし、北極星も「暗い」と言われつつ周囲に明るい星が少ないために十分目立つので、分かりやすいと思います。
さて、あらためて本題のペルセウス座流星群の流れ星を見つけるべく北天を眺めるのですが、、、
こちらも徐々に雲が湧いてきて、空の大半を覆ってしまいました。トホホ。。
残念ながら本日はこれまで、と荷物をまとめてトボトボ下山することとしました。
2. Stoney Man Overlook Parkingにて
下山して駐車場から上空を見上げると、なんと雲が取れて星たちが煌々と輝いているではありませんか!
ということで、今度はStoney Man Overlookの駐車場に向かいます。
車を停めて早速南天・北天を見てみると、西からの雲が迫ってきているものの、なんとか星は写せそう。
とりあえず天の川を撮影しつつ、、
今度は北天にカメラを向け、インターバル撮影(一定時間の間隔を空けて自動撮影すること)をさせつつ、自分も地べたにマットを敷いて空を眺めます。
すると、結構明るい流れ星を幾つか目撃!しかも、いつものような白くて細いものではなく、緑色の尾を引いた流れ星が幾つか確認できました!
残念ながらインターバル撮影した写真の中でそれらしい流れ星は☟しかなかったのですが、掲載しておきます。
右の方に縦に流れる流れ星、見つけられましたでしょうか?少し色鮮やかになっているのが分かると思います。
「これは楽しい!」ということで、もう一度流れ星撮影したくなり、結局平日の夜に再び出動することになったのですが、、それは次の②の記事で!
最後までご覧頂きありがとうございました!
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