こんにちは、GreenFielderです!
カナダ・ケベック州での山火事による大気汚染のニュースは日本でも結構報道されていたと思います(ニューヨークのPM2.5指数がニューデリーを超えて世界一悪くなったとか、これほどの大気汚染は1960年以来だとか、等々)。
ニュース動画などを見ればどんなことになっていたか(いるか)は分かると思いますが、実体験として記事にしてみます。
1. 一昨日(6月7日)
今週に入り、仕事がバタついていてニュースを見る余裕も無かったのですが、一昨日ホテルの1階に朝食を食べに下りて行ったら、フロントの女性がマスクをつけていました。
「あれ、珍しいな」とあまり気にせず朝食を食べながらふと外を見たら、なんかエラく煙っています。
「あらら、こりゃ近くで野焼きでもしたのかな?それとも火事?」
と、その時点でも何が起きているのかを知りませんでした。
食堂にある大型壁掛けテレビでは、お天気お姉さん(おばさん??)が深刻な顔をして、カナダから雲が入ってくるかのような絵を背景に何かしゃべっています。
この時点でも私は
「ふーん、今日は天気が崩れるのかな?」
位にしか思っていませんでした(ちゃんと英語を聞いてなかった・・)。
しかしその後、米国人の同僚と電話で話した時に、「カナダの山火事知ってるか?」と聞かれ、そこで初めて何が起こっているのか知りました。。
「そういえば、午前中ホテルの部屋で仕事しているときに、外が夕方のように赤かったのはそのせいだったのか!」と漸く事の重大さに気付いた次第です。
ホテルの廊下の端が前面窓ガラスになっており、そこから空港が見えるのですが、、空港の方はすっかり霞んでしまってました。管制塔も殆ど見えません。。
そして、飛び立っていく飛行機も霞んでいます。
外に出て太陽を見たら、こんな感じでした。
夕方にホテルのシャトルバスに乗った時も、聞こえてくるラジオ放送で「今日は必要が無い限りは外出を控えましょう。外出する際はマスクをしましょう。本日予定されていた屋外イベントはキャンセル・延期しましょう」などと言ってました。
2. 昨日(6月8日)
昨日は、一昨日よりはかなり空がクリアになり、視界も開けるようになりました。
打合せでマンハッタンに行きましたが、街の中はビジネスマンや観光客であふれており、とても「外出自粛」しているようには感じられませんでした。
でも、企業によっては出社をせず在宅勤務するよう奨励・指示するところもあった模様。
3. 本日(6月9日)
本日は朝から外の景色を見る限りは元の状態に戻ったようです。でも、まだ空気のPM2.5指数はかなり高めだとか。
4. 空気汚染・外出自粛の影響?
この大気汚染の件と関係が有るのか分かりませんが、一昨日夕飯を食べに空港ターミナルへ行き、行きつけの"Panda Express"(知ってる人いますかね?中華ファストフード店で、昔から愛用していました)で夕食を購入したのですが、会計後にフォークを探すも見つかりません。
店員に「フォークは?」と聞くと、「今日はスプーンしか無い」と。
「では箸はある?」と聞くと、「それも切れている。明日には入って来るけど・・・」との答え。。
日本では考えられない事態です!
でも、もしかしたら外出自粛要請に基づきロジが停滞していたのかもしれません。
昨日は、マンハッタンへ移動し、打合せ場所まで地下鉄で移動しようと「メトロカード」(日本で言うところのSuica)を改札で通したら、「残高不足」と。。
慌てて「メトロカード」にチャージしようとRefill Machine (チャージ機)で操作を始めたら、”No bill accepted”"Coin only"の表示。。
ちなみにこの「メトロカード」のRefill Machineは、クレジットカードを使おうとすると認証のために米国の郵便番号を聞かれます。よって日本発行のクレカは使えません。。
別のRefill Machineもチェックしましたが、どれも同じ状況でした。
「どうする?」
「GOする??」
・・・結局タクシーで移動し、打合せにも遅刻する羽目に。。
これも外出自粛要請に基づきロジが停滞し、釣銭が出せなくなったからかなぁ・・・というかそう思いたい。。
汚染大気による身体への影響は感じなかったものの、変なところで深刻な影響をうけた私なのでした。。
最後までご覧頂きありがとうございました!