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アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

GW栃木遠征#1(那須エリア)後編 〜新緑の滝巡り〜

こんにちは、GreenFielderです!

前回記事(↓)の続き、那須・塩原エリアでの滝巡りの様子をお伝えします!

onedayhike.hatenablog.com

大混雑の峠の茶屋駐車場を後にした私は、一度麓に下りてから、周辺の滝を巡るルートに入りました。

私がよく見ているブログで紹介されていた「スッカン沢」オシラジの滝」が主な目的地でしたが、それ以外にも滝が豊富なエリアです。

地図で幾つか検討をつけて、以下の順序で訪問してきた記録です。

1. 乙女の滝

2. 竜化の滝

3. スッカン沢

4. オシラジの滝

では、順を追って様子をお伝えします!

 

1. 乙女の滝

乙女の滝は那須岳登山口から麓へ下りた後、塩原温泉に向かう途中に位置します。名前は素敵ですが、さて、どんな滝なんでしょう?

滝のすぐ近くに無料駐車場があり、普通の観光客でも簡単に見に行けます。でも、まだ朝早いとあって、観光客の姿は疎ら。そもそもあまり有名ではないのかな?

滝上の木々の隙間から早速見えました!

見えてきました!

そこから10mほど階段を下ると滝下に着きます。

乙女の滝#1

おおっ、中々立派な滝ではないですか!

乙女の滝#2

少々滝壺の手前がごちゃついてる感じですが、滝壺から流れ出る沢の流れがとても美しい。

沢の流れ。

この沢に点在する岩に張り付いた苔の緑がなんとも言えず癒しになる色です。

そして、見上げれば滝を覆い尽くすように新緑の木々が。

周囲の新緑。

そして、その木々の新緑が沢の水面に映り込んで、これまた良い感じ。

手前の水面にも緑が映り込む。

更に周囲を歩き回っていたら、水面に「逆さ乙女の滝」発見!

手前に「逆さ乙女の滝」。

いやー、中々良いではないですか!

一発目からかなりの満足度。更には人が少なく静かに滝を眺められるのも良き。

・・・まあ実際にはミソサザイの囀りがあたり一面にこだましてたんですけれど、それがまた良かった。

最後にモケケとのコラボ写真を撮って、滝を後にしました。

乙女の滝とモケケ。

 

2. 竜化の滝

さて、続いては竜化の滝に向かいます。竜化の滝は、塩原温泉郷がある道路沿いの無料駐車場から沢伝いに歩いていきます。

最初は道路脇の木道を歩きます。すると、大きな川の水が流れ落ちるビューポイントが。「布滝」という名だそうです。

布滝。

そこからは沢の奥に分け入って歩いていきます。

渓谷沿いの小径。

渓谷が削った岩壁。

ここで、渓谷の野鳥に遭遇!

・・・その辺りの話はこの「栃木遠征」シリーズの最後の記事で、「野鳥特集」で纏めます(笑)

さて、気持ちの良い渓谷沿いの道を歩いて行くと、滝に遭遇。

風挙の滝。

これは「風挙の滝」「竜化の滝」の前座に甘んじるには勿体ない風格です。奥多摩の滝にも似たようなのがあったような・・。

更に奥に歩いて行くと、、有りました。立派な鉄筋コンクリートの壁に覆われた展望所に到達、そこから竜化の滝が見上げる高さで豊富な水を落としていました。

竜化の滝 全景。

三段で流れ落ちる圧巻の光景。

上二段を切り取っても良い感じ。

この滝、三段合わせて130mの落差があるらしいんです!でもそのサイズの割に、不思議と落ち着いた佇まいです。周囲の新緑と共にこれまた心が洗われるような心地です。
いやー、これは来た甲斐が有りました!
ちなみに、ここでもキセキレイが2羽、忙しく飛び回ってました。その2羽の様子を観察しているだけでも楽しい。

おそらく他の観光客から見たら、登山装備でジーッと滝や鳥を見ている中年のおっさんは奇異に映ったに違いない(笑)

そんなことはお構いなしにこの素敵な滝の風景を堪能して引き返しました。

 

3. スッカン沢

さて、二つの滝を見て十分満足した私は、更に本日の本命である「スッカン沢」を目指します。スッカン沢はそれなりに奥地にあるので、ワインディング・ロードを車で上っていきます。

そして、スッカン沢遊歩道の駐車場に車を停めたのですが、、何やら良からぬ雰囲気。立てかけてある看板をみると、そこには

「現在スッカン沢遊歩道は全面工事中により閉鎖中」

・・・なんとっ!!!

まあ、私の下調べが甘かったのですが、せっかくの観光資源を全面通行止めにするのってどうよ?!

・・・文句言っても始まらないので、周囲の素晴らしい新緑を写真に収めて次の目的地「オシラジの滝」に向かいました。

新緑の森。

 

4. オシラジの滝

スッカン沢遊歩道入口からオシラジの滝はすぐです。「もしやこちらも立ち入り禁止とかではないだろうな」と訝しみつつ向かったところ、ちゃんと入口が有りました。

オシラジの滝入口。

谷へ下っていくと、確かにそれらしき場所が有りました。でも、残念ながら滝は現れておらず。。

実はこの滝、「大雨が降った直後しか現れない幻の滝」との触れ込みなのは知っていまして、今日は無理だろうなー、と思っていました。でも、水は無くとも美しかろうと訪問したのですが。。

オシラジの滝。

・・・滝壺には落ち葉があって、景観としてもイマイチな気が。。

負け惜しみに苔生した岩肌を切り取っておく(笑)

苔生した岩肌。

まあ、前半二つの滝で十分満足したので良しとします(笑)

その後、2日連続でカーシェアを確保できなかった私は、途中日帰り温泉で汗を流し、しっかり仮眠してから宇都宮駅へと引き返したのでした。

 

次回は日光エリア編です!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!