こんにちは、GreenFielderです!
出張から帰国して翌日の月曜日、その日は出張後の種々業務をして、珍しく(?)夜の8時近くまで残業をしていました。
すると、同じく残業をしていた入社4年目の若手が仕事のことで質問をしに私の席までやってきました。ちなみに彼は以前の記事(↓)で「良い人が多い」と書いた、茨城県人です。
彼の質問にサッと答えると、なんとなくまだ何か話したそうな様子。しばし待っていると、彼は静かに語り始めたのです。
「今、与えられた業務を淡々とやっているが、その業務が会社にとって意味のあるものなのかどうかが分からない。本当に会社はこの○○製品事業を伸ばしていこうと考えているのか、それとも撤退していこうと考えているのか、会社の考えが見えない」
「以前課長からあるテーマについて若手だけで議論してみるよう言われたが、その若手議論の中でも『我々はどこに向かっていこうとしているのかが明確じゃない』との意見が多く出た。先行き不透明感があり不安がある」
「先日は課長からテーマを頂いたが、今後もそういう若手の議論の会を継続させてほしいと思っている」
私は普段物静かで淡々と業務をしている印象の彼が、(物腰は柔らかいものの)そんなに熱く語るタイプだと思っていませんでした(彼は私とは違うエリアを担当しており、彼が私のエリアの案件に入ってきたのはつい最近)。
私は答えました。
「私も自分が思うところは機会が有る時に社長に直接話しているよ。それを社長がどうするかは本人の判断だけどね。今は社員全員が社長と話す機会が年一回与えられる仕組みがあるのだから、その時に言いたいことを言えばいいよ。おっさんが言うより多くの若手が訴える方が社長には効き目があると思うよ。そして、若手の議論の会、どんどんやりなよ。課の若手に限らず他部門の若手や、なんなら他社で付き合いのある若手とも意見交換したらよい。いちいち上司に了解を得るような話でもない。ましてや上司が与える機会ではない。自分で周りの若手を巻き込んで『若手会』を継続させればよいし、なんならオッサンをゲストに呼んで意見を問う、みたいな会もやったら面白いんじゃない?」
・・・まあ私は所謂部下を持たないポジションにいて好き勝手言ってしまったのですが、本音だし、いいかな、と。
その後もなんやかんや話をしていたら、あっという間に9時を過ぎてました!
そして、最後に彼が言いました。
「長々と話に付き合って頂きありがとうございました。また夜につかまえて話をさせて頂くかもしれません。」
「それはウェルカム!こういう風に『雑談』する中で色々とアイデアが出てきたりするし、私にも刺激になるから是非!」
私の課は4月1日から課長が変わり、少し若返ります。そうすれば、きっと若手のみんなももっと自分が思うことをオープンに話せるようになるのではないかな、と期待します。ちなみにその新しい課長も茨城県出身です(笑)
最後までご覧頂きありがとうございました!