山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

yamapフォトコンテスト2022結果発表!

こんにちは、GreenFielderです!

先日の記事(↓)で、「YAMAPフォトコン2022」をご紹介し、その記事の中で私も応募する旨お伝えしておりました。

onedayhike.hatenablog.com

 

そして、一昨日(3/16)にその「YAMAPフォトコン2022」の結果発表がありました!

私の応募作品は残念ながら(というか当然のごとく)選ばれておりませんが、受賞した作品を見ながら感想を述べてみたいと思います!

まずは皆さんも受賞作品を以下のリンクからご覧ください!

yamap.com

今回の受賞枠は昨年に比べかなり拡大していて、大賞4,入賞10、入選27、計41作品となりました。しかも、受賞枠の中にはスマホ枠」が設定され、一眼カメラを持っていなくても、「そこで、その瞬間でしか撮れない風景」を切り取れれば、スマホでも受賞チャンスが有ります。今回は全受賞41作品のうち5作品がスマホ撮影でした!

 

今回の受賞作品を見ての印象・感想は以下の通りです。

 

1. スマホ枠を除く大賞4作品はもはや手の届かぬレベル・・・

昨年の大賞作品もそうでしたが、「こりゃ~真似できん・・・」という作品ばかりでした。。スマホ枠の写真も含め、いずれも人間にとって過酷な自然環境に「敢えて出向き」、過酷な環境であるが故に見ることのできる自然の美しさにフォーカスしている写真ばかりでした。

そして、次項でも述べますが、やはり美しい風景写真というのは、「雪山」「日の出日の入又は夜」「雲」といった風景の美しさを際立たせる要素のコンビネーションで成り立っているんだなーと思いました。

そして、YAMAPの結果発表ライブ(YouTube)で解説されていましたが、受賞者(除、スマホ枠受賞者)はいずれも「東京カメラ部10選」なる賞の受賞者なのだとか。まあ要するにセミプロ」の人達ということですね。

そして、もう一つの特徴として、大賞受賞者全員がInstagramからの応募者であったこと。これの意味するところは、受賞者全員が既にInstagramのアカウントで素敵な写真をアップしている(=どんな写真が人々の印象に残るかをわきまえている方々)ということと理解しました。

本来はどちらかというと登山が趣味でYAMAPアプリを使っている皆さんが、自分の山での写真を応募してみよう!という企画だったと思うのですが、やはりこういう「フォトコン」の世界では、セミプロの作品が評価されてしまうんだなー、と、ちと残念になります(そう、負け惜しみです 笑)

でも、確かに大賞作品はどれも素晴らしい。「画質が」ということでなく、いずれも「構図」が素晴らしい。そういう意味ではとっても勉強になります。

 

2. やはり強い「雪山」「日の出日の入」「生き物」「星景」!

大賞作品のところで既に述べましたが、入賞・入選作品でも、その殆どがこの4つの要素のいずれか、またはコンビネーションです。特に「雪山」「日の出日の入又は星景」のコンビは強い!やはりその山肌の陰影や幻想的な色合いが見る人に強い印象を与えますからね。そして、そのような風景を撮るための撮影者の苦労も写真から偲ばれて、これがまた印象に影響を与えているな、と思います。

「生き物」系は鉄板ですね!特に「オコジョ」ライチョウは鉄板!YAMAP解説者曰く、「今回は意外にライチョウ写真が少なかった」ということでしたが、やはり応募者の皆さんも「鉄板過ぎて競合が厳しい」ということでライチョウ絡みの作品の応募を敬遠したのかな?しかし、オコジョについては入賞・入選で3作品含まれており流石の強さを発揮しています。きっとモモンガとかシマエナガとかが被写体になったら、これもかなり強力ですよね、きっと!

で、ちょっと気になって、全受賞作品(41作品)の傾向を以下のように分析してみました(暇かよ・・・)。

 

Instagram投稿作品受賞率:51%

スマホ使用作品受賞率:12%

南北中央アルプス作品受賞率:44%

雪山風景作品受賞率:39%

日の出日の入時作品受賞率:49%

星景作品受賞率:10%

生き物作品受賞率:12%(オコジョ作品受賞率:7%)

その他作品受賞率:12%

*重複する作品を含みます。

 

そしてこう結論付けました。

「積雪期の雲が無い又は低い位置にある日、アルプスの山を登り、日の出・日の入の時間帯に写真を撮りまくる。できればその中に生き物が写り込めばベスト!」

これであなたも受賞率50%に近づきます(笑)

私からすると、そんなシチュエーションに身を置く(つまり厳冬期のアルプスの稜線まで登っていって一夜を過ごす)こと自体を尊敬しちゃいます。

 

3. 自撮り写真が台頭!

私自身、最近は登山写真に「自分を写り込ませる」写真をチャレンジしていますが、どうもこの「自撮り風景写真」がトレンドになりつつあるみたいですね。

今回も大賞の作品の一つ(優秀賞の五竜岳の写真)は自撮りだそうです。

・・・写真をご覧頂ければわかりますが、あの豆粒のような人が撮影者ってことですよね?解説者曰く「5秒おきのインターバル撮影」をしたとのことなのですが、そもそもあそこまで行くのに何分掛かったのだろう・・・。そして、またカメラまで戻って回収したってことですよね?!

そして入賞作品の阿弥陀岳夜間登攀写真も、一体どうやってこの急斜面にカメラを設置したのか、そして本人はあの姿勢で長秒撮影に耐えたのだろうか・・・。

もう頭が下がります。・・・ただ、私もやってみたくなりました(笑)

 

4. 自分にもチャンスが有りそうな気も・・・(めげない人)

昨年に続き、上位受賞作品はただただため息が出るばかりの凄い写真で、「真似しよう」とも思いません(笑)

でも、入選作品の中には、「あ、これなら撮れるかも」という作品も有ります(「かも」、ですよ?)。

写真雑誌のフォトコン受賞作品とか見ていると、とても自分には撮れそうにないプロみたいな写真だらけなのですが、この「YAMAPフォトコン」は、なんとなく「自分にもチャンスがあるのではないか」と思える写真があるのです。

 

ということで、引き続き撮影技術向上に精進しつつ、そして今回応募した写真がyamap55のインスタで紹介されることを祈りつつ、また来年の「YAMAPフォトコン2023」にチャレンジしたいと思います!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!