こんにちは、GreenFielderです!
今回は、最近の登山で思いを強くした、「登山中の行動効率」の大切さと、効率を上げるために今考えていることを書いてみたいと思います。
元々私は山を歩くのは早い方です(勿論私より早い人は沢山いますが)。なので「普通に歩くだけなら」標準コースタイムの80%くらいで歩き切ることができるとは思っています。しかしそれは「ただ歩くだけなら」。
最近、一眼カメラ(特にOM-D EM1)を購入してから、随分と登山ペースが遅くなりました。まあそりゃそうですよね、行動中に写真撮りまくってるんですから(笑) 特に野鳥撮影にはかなりの時間を使います。動き回る鳥達を撮るんですから、当然時間は掛かります。
でも、やっぱり登山はガッツリ歩きたい。そんな矛盾を少しでも和らげるには、登山中の無駄な時間をなるべく減らしていくしかない!
・・・というテーマで考えたのが以下の点です。
1. カメラ・ホルスターのアップグレード
現在私が使用しているのは、ショルダーベルトに取り付けるタイプのカメラ・ホルスターです(これ↓)。
このタイプのカメラ・ホルスターとしては、PeakDesignのもの(↓)が有名ですが、こちらは1万円くらいするので、バッタもんを購入した次第です。
基本的な機能はPeakDesignのものと同じで3000円以下!だったので飛びついたのですが、使ってみると意外と着脱時に「こじる」ことが多く、特に再度取り付けの時に手間取ることが多いです。せっかく「パッとカメラを取り出し、撮ったらパッと再取り付け」できて登山中の行動効率を上げられるギアなのに、再取り付けに時間を要するのでは本末転倒です。ネット上のレビュー情報を見ても、「PeakDesignのものは着脱がスムーズ、それに対しバッタもんはやはり使用するごとにこじることが多くなる」とありました。
ということで、解決策としてはバッタもんからPeakDesignのものへの換装、ということになります。行動効率だけでなく、再取り付け時のストレスを取り除く意味でも、必要なのかな、と思うも、PeakDesignって高過ぎませんかね??
他に円滑性を増す薬剤を塗布するアイデアもあるようですので、こちらも検討中です。
2. 三脚のアップグレード
私が持っているカメラ用三脚は、AmazonのPBでした。ゴツくて重量もかなりあるものの、値段がとても安くて(3000円以下!)買ってしまったのですが、重量だけでなく運用が結構面倒であることから、最近登山時の携行を躊躇するようになっていました。
まず、三脚の伸縮時に各脚のストッパーを2つずつ開け閉めしなければならないこと。つまり3つの脚で合計6箇所です。次にカメラを三脚に固定するためのシューが三脚固有の形状をしていて、1つ目に書いたカメラ・ホルスター用のパーツといちいち取替えなければならないこと。更に、カメラ取付後の3軸調整のために3箇所のネジを調整しなければならないこと。この3つです。
最近は上記三脚の替わりにミニ三脚を携行することもありますが、やはりミニ三脚では使えるシチュエーションが限られます。なのでどうしても伸ばした時に私の立ち目線くらいの高さまで来る三脚が欲しい。。
ということでベストな三脚を探したところ、以前紹介した登山YouTuberの「とよ」さんも愛用しているという↓の三脚に辿りつきました!
- 価格: 11970 円
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この三脚の素晴らしいところは、
①「ウルトラロック」機構で、脚先端のネジを調整することで、3段伸縮の脚が一発で伸縮!
②「アルカスイス互換」のカメラ取付シューが使える(今持っているカメラ・ホルスターでもPeakDesignのものでもシューの換装が不要!)
③「自由雲台」採用でカメラの三軸調整が一発でできる!
④とってもコンパクト&軽量!
というところです。これはもう買うしかない!
Amazonでは1万1000円で売ってますので、これはすぐにでも購入してしまいそう。
3. アイゼンのストラップ式→ワンタッチ式への変更
現在私が使用しているのが、モンベルの↓の軽アイゼン。
モンベル スノースパイク 6 1129619 BK [D011411]
- 価格: 11283 円
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買ったきっかけは初夏の北ア・常念岳での苦戦と、次に針ノ木雪渓を歩きたかったから、なのですが、これのおかげで冬も登れる山のバリエーションが格段に増え、投資価値のある買い物だったなー、と思っています。
でも、最近の山行では雪道と土道が交互に現れるケースが多くて、ベルト式だといちいち着脱するのにかなりの手間が掛かる上、ベルト部分に氷が付くと更に着脱が面倒になる機構で、カメラ・ホルスターと同様、行動効率悪化だけでなく再取り付け時のストレスも気になっています。
かといって、ゴムで靴に固定するタイプのチェーンスパイク(↓のようなやつ)は、刃が短くて雪道での効果が限定的だと思われ、これだけに頼るわけにはいかなそう。
ということで、同じ6本刃でも着脱が楽そうな↓のようなタイプを検討しています。
ただ、これにすることでどのくらい着脱効率が上がるのかを見極めたいところです。
4. ザックの外付けギア追加
私が愛用しているザックは↓のモンベル・ザック。
見た目がシンプル&カッコよくて買ったのですが、行動中のウェアや小物の出し入れにもいちいちメイン・コンパートメントを開け閉めする必要が有り、登山中の行動効率を下げる要因になってました。
「だったら別のザックを買えば?」と皆さん思うでしょうが、投資する原資が限られる私には、高機能ザックに買い替える懐の余裕は有りません。。元々現有ザックで基本的なザックの機能(背負い心地・堅牢さ)に全く不満は有りませんので。
そこで思いついたのが、同じモンベルで販売している外付けギア(↓のようなもの)。
これが有れば、ウェアや小物だけでなく一時外したアイゼンなどもすぐに出し入れできて便利じゃないかなぁ、と。
・・・と言いつつ、ついつい他の高機能ザックもチェックしてしまいますし、電車の中で他のハイカーのザックを見て「あれいいな~」と目移りしてしまうことも(笑)
5. しかし・・・
これらを全て実行するには、かなりの出費を覚悟する必要が有ります。。
私は以前の記事で掲げているように、登山・写真では「コストミニマムで最大の費用対効果を」をモットー(?)にしておりますが、流石に行動効率アップには知恵と工夫だけでは如何ともし難く、あとは「勇気と決断」なのかな、と思っている今日この頃です。。
ちなみに、、
実は写真品質向上もあれこれ考えておりまして、そちらもカネが掛かる選択肢しか有りません。。こちらについては別の記事で「悩みを吐露」したいと思います(笑)
最後までご覧頂きありがとうございました!