こんにちは、GreenFielderです!
つい先日、私が楽しく拝読していたはてブロの方が、眼の不調をきたして一時ブログをお休みするとの記事が出ていました。
ウサピリカは、しばらくお休みいたします。 - 搾りたて生アキロッソ
そのブログの愛読者の皆さんから励ましのメッセージが沢山寄せられていました。私もその方の眼の回復を祈ってやみません。兎に角ほっこりする記事が多くて癒されていたので。。
ちなみにその方の眼の不調の原因はPC画面の見過ぎとのこと。私も仕事柄PC画面を見る時間が長いので最近老眼が一気に進みました(これは眼の不調ではないですが)。
今回のテーマは、その「眼」です。
それまであまり眼の凄さを意識したことは無かったのですが、カメラのことを知るにつれて、人間の眼の性能の高さを再認識させられました。
カメラのスペックの話が出る度に、「解像度が」とか「ダイナミックレンジが」とか「ボケが」とか「ピントが」とかいう話が出てきます。
カメラの場合、それらの性能を上げると、お値段もそれはそれは大変なことになっていきます。それだけカメラ性能を上げるには高い技術力(=コスト)がかかるということですよね。
でも、そんなお高い超高級機をもってしても人間の眼の性能に追いつかないって言うんです!
人間の眼は、カメラなら白飛び・黒潰れする景色でも、かなりの範囲で色認識することができます。そして、みたいものには自動的にピントを合わせ、見たいもの以外は勝手にボケます(普段意識してないと気付かないですが、意識してみたら、ピントを合わせたモノの背景がボケてました!)。一方で手前と奥の対象物をボカさずに眼で捉えることもできます(意識すれば)。
そして、一番凄いのはその視野の広さ。野鳥や草食動物には敵いませんが、カメラに対し圧倒的な視野の広さが有ります。しかも、スマホや超広角レンズみたいに視野の端っこが歪んだりしません。
解像度は、、これは「視力」によるので何とも言えませんが、矯正してあげれば高解像度の景色が見えます。
つまり、人間の叡智を尽くした機械でも、人間の眼には追いつけないのです!
ね、凄くないですか?!
私は登山で山頂からの眺望に感動してしまいますが、これも上述の眼の性能のおかげです。その空間の広がりは、どうしてもスマホやカメラの写真では伝えられず、結局「切り取る」行為が必要になりますよね。プロ写真家の凄いところは、その素晴らしい景色のエッセンスを「切り取る」ことで、作品にしているところですが、私にはやはり人間の眼を通して伝わる感動には替え難いと思っています。
だから皆んな、自ら山に登るんですよね。
どれだけ素敵な山岳写真より、どれだけ素敵な登山系YouTube動画より、実際にこの眼で見た風景に勝るものは有りません。更に言うと、山には映像情報だけでなく、空気感、匂い、音、などが絡み合って、感動は写真や動画だけを見るのとは全くの別レベルになります。
で、何が言いたいかと言うと、「登山サイコー!」ということです 笑
それをじっくり静かに噛み締められるのがソロ登山の醍醐味なのですが、同じ絵、空気、匂い、音を一緒に感じられる仲間がいる登山も素晴らしいです。
「登山サイコー」ついでにもう一つ。登山をすると、眼の機能も回復します。これは「ド近眼」の私が実感したことです。特に、新緑の山中を歩いていると、一面の緑が眼を癒してくれます。そして、近景の草花、中景の木々や渓流、遠景の遠くの山々、と色んな距離の対象物を見るおかげで、本来の焦点距離調節機能が活性化してくれます。
*このような実験は、以前「それって?!実際どうなの課」という番組でも立証されてました。
結局「登山はいいぞ!」という記事になってしまいました。でも、登山が眼に優しく、その眼が登山での感動に大きく貢献していることは間違いないと思っています!
最後までご覧頂きありがとうございました!