山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

米国の公園で出会えた野鳥達。

こんにちは、GreenFielderです!

米国出張中の週末、雪がちらつく中、カメラを携えて公園に行ってきました。

街中ではスズメ類とハト類しか見つけられませんでした(赤い鳥は1度だけ見ました)が、今回訪れた公園では、これぞアメリカ!という鳥達に出会うことができて大満足でした!

今回は鳥種別に整理して紹介してみたいと思います(鳥種が違ってるぞ!という場合はご指摘ください!)

 

1. スズメ系

イエスズメ(House Sparrow)

先日街中で見たスズメと同種。公園には沢山のスズメ達がいて、人の周りに集まってきます。外見の特徴は頭が灰色の帯になっているところ。日本のスズメと違って頬の黒いポチは有りません。メスは茶系の色で統一されてます。

ネットで調べたところ、こちらのスズメの方が世界的にはポピュラーなようですね。日本には殆どいないようです。

イエスズメ(オス)

イエスズメ(メス?)

②ノドジロシトド(White-throated Sparrow)

こちらは一見スズメにしか見えませんが、ホオジロ科の鳥だそう。イエスズメと混じって行動しており、最初は全く区別できませんでしたが、よく見ると頭が白と焦茶(メスは少し薄い茶色)のストライプになっていて、かつ目の上の部分が黄色い。知ってしまえば見分けるのは意外と簡単です。

ノドジロシトド

ノドジロシトドとイエスズメ

2. ツグミ

コマツグミ(American Robin)

こちらの鳥も結構多く見かけました。ツグミの仲間で日本のツグミと似てるのですぐ見当がつきました。こちらも人に慣れてるのか、遊歩道のすぐ近くまで来て地面の餌を懸命に探してました。オスの方が色がはっきりしているそうです(ネット調べ)。

コマツグミ(メス?)

コマツグミ(オス?)

3. ムクドリ

ホシムクドリ(European Starling)

こちら、ガンメタリックな色合いでとてもカッコいい。こちらは公園の中ではなく、公園の外のカフェの前でゴミに付いたマフィンを啄んでるところ。せっかくカッコいいので、森の中のワイルドな姿を見たかった。。

ホシムクドリ

4. カラ系

①エボシガラ(Tufted Titmouse)

さて、今回の野鳥観察で一番惚れてしまったのが、こちらのエボシガラ。公園に入ってすぐにその存在に気付きました。最初は中々近づいてきてくれず、遠くのエボシガラをじっと観察していると、なんだか目と口がキュート!これはエナガ級の可愛いやつでは?!

そして、そのうち何羽かのエボシガラがすぐ近くに止まってくれるようになりました!

おおっ、なんて可愛い!!

エボシガラ、めちゃ可愛い!

その後公園の奥へと進み、とある小径に入ったところ、何だか両サイドから小鳥達が私の周りを飛び回り始めました!

半分はスズメ達でしたが、半分はこのエボシガラ。目の前の木や柵に止まって、こちらを見ては飛んでいきます。もうたまらん!

そんな目で見ないで!

飛んだ!

その小径がここ↓。鳥だけではなくリスも駆け回っていて、反対側から来たイギリス人っぽい品の良いお姉様が、「今日は沢山鳥達がいるわねー」と言って嬉しそうにすれ違っていきました。

エボシガラ他小鳥達に取り囲まれた小径

アメリカコガラ(Black-capped Chickadee)

こちらは日本のコゲラとよく似た外見で、「アメリカ」と肩書きが付いてますが、何となく親しみがわきます。ただ、これも日本のカラ類と同じくちょこまかと忙しなく動き回るので、写真に収まるのは至難の業です。。

アメリカコガラ

日本のカラ類同様ちょこまかと動いて追い切れない・・・

 

5. キツツキ系

シマセゲラ(Red-bellied Woodpecker)

お次はキツツキ。「ギャー!」という鳴き声と、「コンコンコン」という音を頼りに周囲を観察すると、赤い物体を発見!頭の赤以外は日本のコゲラと似たような外見。動き方もコゲラに似ている気がしました。

シマセゲラ

頭が真っ赤

 

6. メジャーリーグ系(?)

さて、「メジャーリーグ系なんていう鳥類のカテゴリーは無いだろ!」とお叱りを受けそうですが、はい、私が勝手に命名しました。

要するにMLBのチーム名になった鳥達なのです。それぞれ英語名なら「なるほど」となるのに、和名だと全然分からないですね。。

①ショウジョウコウカンチョウ(Northern Cardinal)

和名が舌を噛みそうな名前ですが、この英語名と写真を見たら、もうお分かりですね!そう、「セントルイス・カージナルス」のマスコット、「カージナル」です!

体全体が真っ赤で顔の部分が黒いのがオス。こうやって冷静に見ると、何だか性悪オヤジにしか見えないのは、私の心が曇ってるからでしょうか。。

メスは体色は落ち着いた色で、嘴だけがオスと同じ色です。でも、何となくふてぶてしいオバサンのイメージに見えてしまうのは、私の心が荒んでいるからでしょうか。。

ショウジョウコウカンチョウ(オス)

これはきっとメス

 

②アオカケス(Blue Jay)

こちらも和名を見ると「???」ですが、英語名と写真を見たらすぐ分かりますね!そう、「トロント・ブルージェイズ」のマスコット、「ブルージェイ」です!

こちら、鋭い目付きで周囲を睨んでいて、カッコいい!でも鳴き声がダミ声です 笑

鳴き声が「ジェイジェイ!」だ、というところから名前がJayなのだそう。確かにそう言われたらそうかも。。

しかし、この日は別のちょっと可愛げな鳴き方もしてました。それがどうも珍しかったらしく、通りのアメリカ人夫婦から「あれってブルージェイかい?なんか鳴き方が変じゃない?」と言われました。「私も初めて聞きます」と答えておきました。そもそもブルージェイを見たのが初めてとは言えず。。

アオカケス

 

7. 水鳥系

そして、公園の池と言えば定番の水鳥達。カナダ・グースとかマガモとか、なのかな?

皆さん寒い中餌を取るのに必死なようでした。この寒い中、水の中にいるなんて、見てるだけで体が冷えてきます。。



ということで、寒くて3時間も滞在できませんでしたが、短時間の間にこんなに鳥達を見ることができて大満足でした!

そして、私の中でアメリカ版エナガに認定したエボシガラ。日本のエナガと違って目の前まで来てくれて肉眼で可愛い姿を見せてくれるので、エボシガラに囲まれに行くだけでもかなりの癒し効果が期待できます(笑)

出張中、仕事に行き詰まったら、また公園に来て慰めてもらおうかな。。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!