こんにちは、GreenFielderです!
今回は、高尾駅から紅葉と好展望の南高尾山稜を歩いた(走った?)前回記事に続く後半戦、景信山から堂所山を経由しての北高尾山稜ハイクの模様をお届けします!
*前回記事「南北高尾山稜周回山行 その①」はこちらです!
今回の周回ルート、最高地点は堂所山。つまり、堂所山を過ぎるとあとは下り基調。
・・・と思うじゃないですか?
堂所山からの大きな下りまでは、それを確信してました。しかし、その後は尾根筋を忠実になぞり(つまり巻道などは無し)、激しく上り下りを繰り返す苦難の道でした。。
1. 景信山〜堂所山
景信山でしっかりエネルギーと水分を体に入れ、気持ちも新たに行動再開です!
今歩いている道は、高尾・陣馬縦走路の一部です。登山初心者が初めて縦走登山をするのに向いている、と言われるなだらかな道なのですが、その中でも景信山から明王峠あたりまでの道は、殆ど平坦に思えるほど起伏がなく、気持ち良く歩けます。
ね、見るからに気持ち良さそうでしょ?
なので、堂所山直下まではあっという間でした。頂上直下だけは急登ですが、5分程度の話。間もなく頂上に到着しました!
2. 苦難の北高尾山稜
堂所山山頂は、上述の高尾・陣馬縦走路からは外れているので、基本的に混み合う山頂ではないのですが、それでも好天の日曜とあって家族連れや犬連れで賑わってました。ただ、そこから北高尾山稜に向かう人はおらず。。
堂所山からこの笹原の道を見た時、私は「ああ、こんな長閑な下山路を軽快に歩けるのかな」と思ってました(ただの調査不足)。
最初は大きく下ります。
とは言いつつ途中には緩やかで広い道もあり、快適な道でした。
やがて、少し登り返してピークに到達。
とっても小さな「三本松山」の標識。
ピークをスルーして進みます。
すると、今度はしっかりした「三本松山」の標識。はて、どちらが本物?
さて、この辺りから当初の予想が誤っていたのではないかと感じ始めます。
写真では分かりづらいですが、結構激下り。。
再び激登りで大嵐山。
再び激下りの後、激登りで、、
北高尾山稜の主峰(?)、黒ドッケに到着。
この辺りから、前半の疲労も手伝って足が重くなってきました。
再び激下り・激登りで杉の丸。
激下りの先には次の激登りを予感させるピークが。。
紅葉しかけのモミジで心を落ち着かせつつ、
次のピークへ激登り、、
そして到着したピークの標識がこんなの。。
もうちょっと達成感を感じられる標識にしてもらえませんかねぇ。。
そして、すぐに富士見台に到着。
ここからは富士山が見える、とのことですが、、
残念。。
反対側の八王子市街方面はよく見えました。
既にこの時点で足が動かなくなってきており、この先のコースにはまだ激下り・激登りがある模様。
うん、エスケープしよう。
3. エスケープ
ということで、北高尾山稜を歩き通す目標は放棄して、エスケープルートを下ります。
程なく高速道路沿いに下りてきて、後は高架下のトンネルを抜ける道をトボトボ歩きます。
このトンネルの向こうはもう下界。
トンネルを抜けてふと見上げると、高架の柱を覆う蔦の紅葉がモミジとコンビで美しい。
さて、下界には来ましたが、ここから駅まではまだまだ歩きます。
小仏の関跡地の脇を通り過ぎて、更に車の往来の激しい道路の歩道を歩いて、、
なんとか日没前にゴール!
いやはや、思った以上に辛い道程でした。。
こうして、全長約29km、累積標高2000超の山旅は無事終了。
疲れはしたものの、意外と良いペースで歩けた(走れた)のは収穫でした。
うん、まだまだ衰えていない。
更に、このトレラン風の山行では、やはり愛機DMC-GM1が丁度良いサイズ・重量であることが分かったことも収穫でした。
こんな風に、昔子供が使っていた小さいザックのショルダー・ハーネスにホルスターを取り付けて、DMC-GM1を取り付けて走っても大きなストレスにはなりませんでした。
今後、通常の山行では新しく購入したOMD EM-5、トレラン風に長距離を駆け抜けたい場合はDMC-GM1、と使い分けてみようと思います。
冬の低山の季節はまだまだこれから。
更に未踏ルートを繋いだ長距離ルートを楽しみたいと思います!
最後までご覧頂きありがとうございました!