山と写真と毎日と

アラフィフのおっさんが趣味の登山・写真・日常を綴るブログ。

日光に行ってきました。その②〜日光滝巡り

こんにちは、GreenFielderです!

前回の半月山登山に続く日光行脚の「その②」、滝巡りの様子をお話します!

半月山を下りてきて、男体山登山を滝巡りに切り替えたのは良いのですが、じゃあどの滝を回ろう?

日光は「日光四十八滝」と言われるほど滝が多いエリア、ということですが、その中でも一番有名なのは、やっぱり「華厳の滝」ですよね?

華厳の滝を見るには明智平展望台から!しかし、明智平を通過するのは真夜中。。なので、華厳の滝はパスし、その他の滝を回ってみようと計画しました。

ま、この時期の華厳の滝は芋の子を洗うような大混雑でしょうし、私は華厳の滝は子供の時(栃木県での小学校の遠足と、埼玉県での修学旅行)に何度も見てるので。

 

ということで、それぞれの滝達をご紹介していきます!

まず、半月山を下りてきて、歌ヶ浜駐車場で一息ついてからのお話です。

 

【竜頭の滝】

歌ヶ浜を出発し、一路戦場ヶ原方面へ。

中禅寺湖畔には沢山の観光客が歩いています。やはり日本を代表する観光地&インバウンド需要の回復!それは日本の観光業には良いことですね!

湖畔もしっかり紅葉していて、ドライブも楽しい。しばらくすると「竜頭の滝下駐車場」の看板が。早速入ってみますが、どうも空きは有りません。その先には滝下の目の前にある有料駐車場が有りますが、かなり並んでいる+有料ということで、滝上の駐車場に向かいます。

滝上にはちょうど一台スペースが空いていてラッキー!ここから滝下まで下っていくことにします!

滝上の橋付近からの紅葉も素晴らしい!

 

滝の脇にある遊歩道を下っていくと、最初のビューポイント。

ここから竜頭の滝の中段あたりが見えます

先に結論を言ってしまうと、ここからの滝の様子が一番印象的で良かったかも。

幅が広くて豪快に流れ落ちる水の勢いに圧倒されます。

そして更に下って滝下に。

・・・うーん、なんか映えない。。どうも頭に「紅葉の竜頭の滝」でよく出てくるイメージの印象が強過ぎるのかも。

左と右、それぞれの滝をアップで撮ってみます。

この滝は、滝脇の遊歩道を歩いて、滝下だけでなく上の方からのダイナミックな滝の流れも含めて鑑賞したい滝ですね!

 

【湯の湖・湯滝】

さて、続いて湯滝に向かいます。途中に戦場ヶ原を通過しますが、ここは帰りに立ち寄ります。

湯滝の下にも有料駐車場がありますが、まずは滝上に広がる湯の湖を見てみましょう。

湯の湖の奥にある無料駐車場に車を停めて湖畔を散策。

秋晴れの爽快な雰囲気。観光客が沢山!

続いて滝上に移動。駐車場に停められずやむなく路肩に駐車(すみません・・)。

湯の湖には水鳥がエサ取りに余念が無い。

では滝脇の遊歩道を下ります。

周囲は紅葉に彩られてます。

かなり下って滝下。

凄い迫力!

全体像を収めるには広角でないとダメです。

ここにも沢山の観光客がいました。

再び紅葉を愛でながら滝上へ。

今回はこの湯滝周辺が紅葉ピークだったと思います。

 

【戦場ヶ原】

続いて、行きにスルーした戦場ヶ原へ。

三本松園地に車を停めて辺りを散策。

黄葉したカラマツと男体山雄大な景色が素敵です。

 

【般若滝】

この時点で時刻は13時。

そろそろいろは坂の下りも混み合ってくるかな?ということで、次の霧降高原に向かいます。

いろは坂も美しい紅葉に彩られていました。

いろは坂の途中にある「剣が峰展望所」に車を停めて、周辺を見渡すと、そこには「ミニ華厳の滝のような滝が!

あとで調べたら、「般若滝」という滝のようです。

なかなか素敵な滝でしたよ!

 

【隠れ三滝 ①丁字ヶ滝】

さて、いろは坂は順調に抜けたものの、途中で東照宮に向かう車の渋滞に引っかかり、真の目的地、「隠れ三滝」の起点となる「霧降の滝展望所」の駐車場に辿りついた時には14時を回っていました。。

時間も無いので早速「隠れ三滝ハイキングコース」に入っていきます。

余り前情報も無く入り込んでしまいましたが、道中の道標に「ハイキングコースマップ」なるQRコードが有り、DLしたところ、以下のようなマップが出てきました。

あとでこのマップにあるチロリン村」のHPをチェックしたら、白黒の同じ絵がありました。以後はこのマップを頼りに歩いていきます。

林道歩きが長いですが、途中に女峰山と思われる山塊が望めました。

そして、若干道迷いしつつ、まず「丁字ヶ滝」に到着です。

落差は10mほどでしょうか。

どのあたりが「丁字」なのかはよく分かりませんでしたけれども、水量も多くて中々の滝です。

では次へ向かいましょう。

このハイキングコースは、滝でなくとも渓流の雰囲気が素晴らしく、じっくり時間を掛けて歩くのが良さそうです。

 

【隠れ三滝 ②玉簾の滝】

さて、マップに従って歩いていき、沢の中を歩いていくと、「玉簾の滝」に到着しました。

中央に大岩が有って、その両脇を勢いよく清水が流れ落ちています。

取りつきやすいのが向かって右寄りなので、ここからだと奥の滝が見ずらい。

向かって右側の滝をアップ。うん、絵になりますね。

両方の滝をうまく構図に収めようとすると、若干渡渉が必要になります。かなり滑りそうで神経を使いました。。

もう少し上に上がればよりダイナミックな絵になるのでしょうけど、これはこれで良いかも。

 

【隠れ三滝 ③マックラ滝】

それでは最後の滝、「マックラ滝」に向かいます。

この滝は、日本では珍しい北向きの滝だそうですよ。だから日が差し込みずらくて「マックラ滝」。安直な気もしますが、珍しいネーミングです(笑)。

少し開けた場所から、更に奥に入っていくと、小川の向こうに大きな滝がひっそりとたたずんでいました。

この小川に架かる木橋を渡って近づいていくと、、

この写真では伝わりづらいのですが、このマックラ滝、結構大きいんです。

おそらく落差は30mくらいあり、オーバーハングした岩から滝壺に勢いよく水が落ちていきます。

もっと滝壺に近づけるのですが、既に時刻は16時。後ろ髪を引かれながらこの場を後にしました。

このハイキングコース、殆ど人に会いませんでした。まさに「隠れ三滝」なんですね。でも、それぞれの滝は十分訪れるに値する立派な滝でした。是非あらためて訪れてみたいと思いました。他の方のブログで初夏に訪れた際の写真が載っていましたが、新緑に包まれたこれらの滝も素敵な感じでしたよ!

 

【霧降の滝】

2時間近くかけて駐車場に戻ってきました。

朝の半月山登山からかなり歩いてお疲れモードですが、せっかくなので「霧降の滝」も見学します。

駐車場からは500m無いくらいの遊歩道を歩いていくと、観爆台に着きます。

そこからの景色はご覧の通り。

こちらも一見の価値有りと思います。

紅葉最盛期だった時はもっと色鮮やかになるのかな?

 

ということで、数々の滝を堪能して、日光を後にしました。

帰りも特に渋滞もなく無事宇都宮駅へ戻り、そこから長い長い鈍行の旅で帰宅の途につくのでした。

やはり日光は観光客が押し寄せるだけのことはあるスポットでした。ただ、必ずしも有名どころだけでなく、こうした「隠れた名所」を探してみるのも面白いと思いますよ!

日光及びその周辺にはまだまだ名瀑がありますので、是非再訪して「第二回滝巡り」を敢行したいと思います!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!